スニール
スニール(Sunil、1974年2月28日[1] - )は、インドのテルグ語映画で活動する俳優。これまでに177本以上の映画に出演しており、フィルムフェア賞 南インド映画部門やナンディ賞を受賞している。
スニール Sunil | |||||||||
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![]() スニール(2005年) | |||||||||
本名 | Sunil Varma Indukuri[1] | ||||||||
生年月日 | 1974年2月28日(51歳) | ||||||||
出生地 |
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職業 | 俳優 | ||||||||
活動期間 | 1999年 - | ||||||||
配偶者 | シュルティ・インドゥクリ[1] | ||||||||
主な作品 | |||||||||
『マガディーラ 勇者転生』 『あなたがいてこそ』 『アラヴィンダとヴィーラ』 『ヴァイクンタプラムにて』 『プシュパ 覚醒』 『マーク・アントニー』 | |||||||||
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キャリア
編集スニールはダンサーとして活動しており、舞台俳優を目指して劇団への入団を希望するが、身長や声などを理由に出演の機会が与えられなかった[2]。彼はダンスやコメディ寸劇を経験し、1995年にダンサーとして映画業界に進む[2]。彼はモーハン・バーブのようなコメディもこなせる悪役俳優になることを希望し、主人公の友人役を志望するが拒否される。その後、大学時代の友人であるトリヴィクラム・シュリニヴァスを映画業界に誘い共に活動する[2]。トリヴィクラムは脚本家として活動を始め、一方のスニールは生計を立てるため助監督として働き、後に『Second Hand』で端役として起用されたが、同作は途中で製作中止となった。その後は再び映画スタジオのスタッフとして働き、撮影を通して俳優たちの演技を学んだ[2]。
2000年に『Nuvve Kavali』で俳優デビューし、同年『Chiru Navvuto』に出演した[2]。出演作品はトリヴィクラムが脚本を執筆しており、スニールは彼が自分の特徴を脚本に取り入れてくれたことでスムーズに演技することができたと語っている[2]。2006年公開の『Andala Ramudu』で初主演を務め、2009年にS・S・ラージャマウリの『マガディーラ 勇者転生』に出演し、2010年には『あなたがいてこそ』で主役に起用された。2012年にヴィーラバドラーム・チョードリーの『Poola Rangadu』に出演し、同作は批評家から高く評価された[3]。2015年には『Tadakha』で主演を務めた。一時期コメディ路線を離れてヒーロー路線にシフトしたが、主演作品が興行的に不振が続いたため、キャリアを維持するためにコメディ路線に戻った[4]。
受賞歴
編集- テルグ語映画部門コメディアン賞:『Pedababu』(2004年)[5]
- テルグ語映画部門助演男優賞:『Tadakha』(2013年)
- コメディ男優賞:『Nuvvu Nenu』(2001年)、『Andhrudu』(2005年)
- 審査員特別賞:『あなたがいてこそ』(2010年)
出典
編集- ^ a b c “Sunil Profile, Telugu Movie Actor”. IQLIK MOVIES. 2019年7月7日閲覧。
- ^ a b c d e f “Sunil – Telugu Cinema interview – Telugu film actor”. Idlebrain. 2019年7月7日閲覧。
- ^ http://www.ifilmish.com/100th-day-of-poola-rangadu/ Archived 20 June 2012 at the Wayback Machine.
- ^ “Actor Sunil to ditch hero role for next film, return to comedy”. The News Minute (2018年1月4日). 2019年7月7日閲覧。
- ^ “FilmfareAwards 2005”. Idlebrain. 2019年7月7日閲覧。