ストーン・アンド・ウェブスター
ストーン・アンド・ウェブスター(Stone & Webster, Inc.)は、アメリカ合衆国の原子力サービス会社。略称はS&W。
業種 | 工学 |
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設立 | 1889年、ボストン |
創業者 |
チャールズ・ストーン エドウィン・ウェブスター |
本社 | 、 |
概要
編集ストーン・アンド・ウェブスターは、原子力発電所の建設や総合サービスを提供している[1]。親会社は、エネルギー関連施設の建設や技術開発を手がけるコングロマリットであるシカゴ・ブリッジ・アンド・アイアンであったが、2015年12月31日、原子力関連事業を営む多国籍企業ウェスチングハウス・エレクトリック・カンパニーに買収された[1]。
沿革
編集1889年、マサチューセッツ工科大学出身の二人の電気技術者チャールズ・ストーン[2]とエドウィン・ウェブスターがマサチューセッツ州ボストンで創業した[3]。1942年からマンハッタン計画に参加[3]、多くの関連施設の建設を担った[4]。1975年、テネシー川の支流クリンチ川に高速増殖炉を建設する計画に参加[3]。2000年に倒産し、ショー・グループの手に渡った[3][5]。
脚注
編集- ^ a b “東芝、米原子力サービスの買収完了 「のれん」105億円計上”. 日本経済新聞 (2016年1月5日). 2017年2月14日閲覧。
- ^ Charles A. Stone
- ^ a b c d Stone & Webster, Inc. History FUNDING UNIVERSE
- ^ レスリー・グローブス著、富永謙吾・実松譲訳『私が原爆計画を指揮した―マンハッタン計画の内幕』恒文社、1964年。全国書誌番号:64009562。
- ^ “The Shaw Group completes acquisition of assets of Stone & Webster”. Boston Business Journal (2000年7月17日). 2017年2月14日閲覧。