ストーニー・エンド」("Stoney End")はローラ・ニーロが作詞作曲し、1967年2月のアルバム『モア・ザン・ナ・ニュー・ディスカバリー』でリリースした曲。子供時代の友人であるアラン・メリルによれば、ニーロはゴスペルの影響を受けたアップテンポなこの曲を、最初はゆっくりしたペースで演奏するつもりだった。この曲の最もよく知られたバージョンは1970年のバーブラ・ストライサンドがヒットさせたバージョンである。

「ストーニー・エンド」
ペギー・リプトンシングル
B面 San Francisco Glide
リリース
規格 シングル盤
ジャンル ボーカル・ポップ
レーベル オード
作詞・作曲 ローラ・ニーロ
プロデュース ルー・アドラー[1]
ペギー・リプトン シングル 年表
天国の愛につつまれて英語版
1967年
ストーニー・エンド
1968年
Red Clay County Line
1969年
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「ストーニー・エンド」
バーブラ・ストライサンドシングル
初出アルバム『ストーニー・エンド英語版
B面 アイル・ビー・ホーム I'll Be Home
リリース
規格 シングル盤
録音 1970年
ジャンル ポップ
レーベル コロムビア
作詞・作曲 ローラ・ニーロ
プロデュース リチャード・ペリー英語版
バーブラ・ストライサンド シングル 年表
スタウト=ハーテッド・マン Stout-Hearted Men
1967年
ストーニー・エンド
1970年
タイム・アンド・ラヴ Time and Love
1971年
テンプレートを表示

ストライサンドは「ストーニー・エンド」を12枚目のスタジオアルバム英語版のタイトル曲として録音した。この曲はレコードプロデューサーリチャード・ペリー英語版がストライサンドに勧め、ファニー英語版のメンバーがバックボーカルをつとめた。

この曲は1971年初頭にアメリカのビルボード・ホット100で6位に達し、ストライサンドにとって2曲目のトップ10ヒットとなった。アダルト・コンテンポラリー・チャートでは2位に達し、カナダでは5位となった。

チャートでの成績

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週間チャート

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チャート(1970–71年) 最高順位
カナダ RPM トップ・シングル[2] 5
カナダ RPM アダルト・コンテンポラリー[3] 29
全英シングルチャート 27
全米 ビルボード・ホット100[4] 6
全米 ビルボード・イージー・リスニング 2
全米 キャッシュボックス トップ100 7

年間チャート

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チャート(1971年) 順位
カナダ[5] 65
全米 キャッシュボックス[6] 99

その他のバージョン

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  • 「ストーニー・エンド」は1968年にペギー・リプトンによっても録音された。リプトンのバージョンはアメリカのビルボードのバブリング・アンダー・ホット100チャートで121位に到達した。
  • ペギー・リプトンのバックボーカルを担当したザ・ブロッサムズ英語版は1969年のシングル "Wonderful" のB面としてこの曲を録音した。
  • 「ストーニー・エンド」はニュージーランドのデュオ、ザ・チックス英語版によっても演奏されている。このバージョンは1970年1月にニュージーランドのチャートで21位に達した[7]

脚注

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  1. ^ Peggy Lipton - Stoney End / San Francisco Glide (Vinyl)”. Discogs.com. 2016年10月5日閲覧。
  2. ^ Image : RPM Weekly - Library and Archives Canada”. Bac-lac.gc.ca. 2016年10月5日閲覧。
  3. ^ Item: 10616 - Library and Archives Canada”. Bac-lac.gc.ca. 2016年10月5日閲覧。
  4. ^ Joel Whitburn's Top Pop Singles 1955-1990 - ISBN 0-89820-089-X
  5. ^ Item Display - RPM - Library and Archives Canada”. Collectionscanada.gc.ca. 2016年10月5日閲覧。
  6. ^ Top 100 Year End Charts: 1971”. Cashbox Magazine. 2016年5月30日閲覧。
  7. ^ flavour of new zealand - search listener”. Flavourofnz.co.nz (1970年1月9日). 2016年10月5日閲覧。

外部リンク

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