ストローブ・タルボット

アメリカ合衆国の評論家

ストローブ・タルボット(Nelson Strobridge "Strobe" Talbott III 、1946年4月25日-)は、アメリカ合衆国の外交評論家、ジャーナリスト。現在、ブルッキングス研究所の所長を務める。

ストローブ・タルボット

オハイオ州デイトン生まれ。イェール大学卒業。ローズ奨学生としてオックスフォード大学で研究中、ビル・クリントンと知り合う。1980年代は『タイム』誌の記者として米ソの軍備管理・軍縮問題を取材する。1994年から2001年まで国務副長官を務め、対ロシア政策やNATOの東方拡大に関わる。

2016年春の叙勲で旭日大綬章を受章[1]

著書

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単著

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  • Endgame: the Inside Story of SALT II, (Harper & Row, 1979).
秋山康男ほか訳『狂気のゲーム――SALTIIの内幕』(朝日新聞社, 1980年)
  • The Russians and Reagan, (Vintage Books, 1984).
  • Deadly Gambits: the Reagan Administration and the Stalemate in Nuclear Arms Control, (Random House, 1984).
  • The Master of the Game: Paul Nitze and the Nuclear Peace, (Knopf, 1988).
加藤紘一茂田宏桂誠訳『米ソ核軍縮交渉――成功への歩み』(サイマル出版会, 1990年)
  • The Russia Hand: A Memoir of Presidential Diplomacy, (Random House, 2002).
  • Engaging India: Diplomacy, Democracy, and the Bomb, (Brookings Institution Press, 2004, revised ed., 2006).
  • The Great Experiment: the Story of Ancient Empires, Modern States, and the Quest for a Global Nation, (Simon & Schuster, 2008).

共著

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  • Reagan and Gorbachev, with Michael Mandelbaum, (Vintage Books, 1987).
  • At the Highest Levels: the Inside Story of the End of the Cold War, with Michael R. Beschloss, (Little, Brown, 1993).
浅野輔訳『最高首脳交渉――ドキュメント・冷戦終結の内幕(上・下)』(同文書院インターナショナル, 1993年)
  • Engaging with Russia: the Next Phase, with Roderic Lyne and Koji Watanabe, (Trilateral Commision, 2006).
長縄忠訳『プーチンのロシア――21世紀を左右する地政学リスク』(日本経済新聞社, 2006年)

共編著

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  • The Age of Terror: America and the World after September 11, co-edited with Nayan Chanda, (Basic Books, 2001).

訳書

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  • Khrushchev Remembers, (Little, Brown, 1970).
タイムライフブックス編集部訳『フルシチョフ回想録』(タイムライフインターナショナル, 1972年)

脚注

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  1. ^ 春の叙勲4024人 小島三菱商事前会長ら旭日大綬章 日本経済新聞 2016年4月29日

外部リンク

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公職
先代
クリフトン・レジナルド・ウォートン
アメリカ合衆国国務副長官
1994年2月22日 - 2001年1月19日
次代
リチャード・アーミテージ