ステファーヌ・オードラン
ステファーヌ・オードラン(Stéphane Audran, 1932年11月2日 - 2018年3月27日[1])はフランス・ヴェルサイユ出身の女優。
ステファーヌ・オードラン Stéphane Audran | |||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
本名 | Colette Suzanne Dacheville | ||||||||||||||||
生年月日 | 1932年11月2日 | ||||||||||||||||
没年月日 | 2018年3月27日(85歳没) | ||||||||||||||||
出生地 | フランス・ヴェルサイユ | ||||||||||||||||
身長 | 169 cm | ||||||||||||||||
職業 | 女優 | ||||||||||||||||
ジャンル | 映画・テレビ | ||||||||||||||||
活動期間 | 1957年 - 2008年 | ||||||||||||||||
配偶者 |
ジャン=ルイ・トランティニャン (1954 - 1956) クロード・シャブロル (1964-1980) ※離婚 | ||||||||||||||||
著名な家族 | トマ・シャブロル(息子) | ||||||||||||||||
|
来歴
編集1957年にデビュー。1959年にクロード・シャブロル監督の『いとこ同士』に出演し、以後シャブロル作品に多く出演している。1968年の『女鹿』でベルリン国際映画祭 女優賞、1972年の『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』で英国アカデミー賞 主演女優賞を、1978年の『Violette Nozière』セザール賞助演女優賞を受賞している。アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞で外国語映画賞を受賞した1987年の『バベットの晩餐会』では、自身も英国アカデミー賞の主演女優賞に再度ノミネートされている[1]。2000年以降はテレビ出演が多い。
2018年3月28日に85歳で死去し、親族がAFPに明らかにした。
私生活
編集俳優のジャン=ルイ・トランティニャンとの短い結婚の後、1964年に映画監督のクロード・シャブロルと結婚し、彼の作品の常連となるが1980年に離婚。シャブロルとの間の息子トマ・シャブロルは俳優となった。
主な出演作品
編集公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
---|---|---|---|
1958 | 暴力組織 La bonne tisane |
Aline | |
1959 | 獅子座 Le Signe du lion |
ホテルの女主人 | |
いとこ同志 Les Cousins |
Françoise | ||
1960 | 気のいい女たち Les bonnes femmes |
Ginette | |
1961 | ダンディ Les godelureaux |
Xavière | |
赤と青のブルース Saint Tropez Blues |
ルーシー | ||
1963 | 青髭 Landru |
フェルナンデ | |
1964 | 虎は新鮮な肉を好む Le Tigre aime la chair fraîche |
||
1965 | パリところどころ Paris vu par... |
母親 | |
ジャガーの眼 Marie-Chantal contre le docteur Kha |
オルガ | ||
1967 | 殺意 Le Scandale |
ジャクリーヌ | |
1968 | 女鹿 Les Biches |
フレデリーク | ベルリン国際映画祭 女優賞 受賞 |
不貞の女 La femme infidèle |
|||
1970 | 肉屋 Le boucher |
||
殺意の週末 The Lady in the Car with Glasses and a Gun |
アニタ・コールドウェル | ||
1971 | 刑事キャレラ/10+1の追撃 Sans mobile apparent |
||
1972 | 殺人代理人 Un meurtre est un meurtre |
マリー | |
ブルジョワジーの秘かな愉しみ Le Charme discret de la bourgeoisie |
アリス | 英国アカデミー賞 主演女優賞 受賞 | |
1974 | そして誰もいなくなった Ein Unbekannter rechnet ab |
||
友情 Vincent, François, Paul... et les autres |
カトリーヌ | ||
1976 | ブルース・ダーンの ザ・ツイスト Folies bourgeoises |
クレア | |
1977 | チェイサー Mort d'un pourri |
クリスティーナ | |
1978 | シルバー・ベアーズ Silver Bears |
||
刑事キャレラ/血の絆 Les liens de sang |
ローリー夫人 | ||
ヴィオレット・ノジエール Violette Nozière |
セザール賞 助演女優賞 受賞 | ||
1979 | イーグルス・ウィング Eagle's Wing |
未亡人 | |
1980 | 最前線物語 The Big Red One |
||
1981 | 華麗なる貴族 Brideshead Revisited |
カーラ | テレビ・ミニシリーズ |
1982 | 最後の標的 Le choc |
ジャンヌ | |
1983 | 死への逃避行 Mortelle randonnée |
灰色の女 | |
1984 | 他人の血 Le sang des autres |
ジジ | |
ミストラルの娘 Mistral's Daughter |
ポーラ | テレビ・ミニシリーズ | |
1985 | ナイト・マジック/幻想夜曲 Night Magic |
ジャニス | |
1986 | ウエディングベル/Mr.レディMr.マダム3 La Cage aux folles 3 - 'Elles' se marient |
||
彼女はジタン La gitane |
ブリジット | ||
1987 | バベットの晩餐会 Babettes gæstebud |
バベット | |
プア・リトル・リッチ・ガール Poor Little Rich Girl: The Barbara Hutton Story |
ポーリーン・デ・ラ・ロシェル | テレビ映画 | |
1988 | 呪いの迷宮/ラビリンス・イン・ザ・ダーク Il nido del ragno |
クーン夫人 | |
1989 | マニカの不思議な旅 Manika, une vie plus tard |
||
1990 | クリシーの静かな日々 Jours tranquilles à Clichy |
アドリアーン | |
父の恋人 Sons |
フローレンス | ||
1992 | ホワイト・ナイトメア The Turn of the Screw |
グロース夫人 | |
1995 | パリのレストラン Au petit Marguery |
ジョセフィーン | |
1996 | マキシマム・リスク Maximum Risk |
シャンタル・モロー | |
1997 | アルレット Arlette |
||
1998 | マドレーヌ Mdeline |
コヴィントン夫人 | |
2000 | 青い自転車 La bicyclette bleue |
リサ | テレビ・ミニシリーズ |
2008 | キャスター 裸のマドンナ La fille de Monaco |
脚注
編集- ^ a b “仏女優S・オードランさん死去、代表作に『バベットの晩餐会』”. AFPBB News. (2018年3月28日) 2018年3月28日閲覧。