ステファニー・ブラウン
ステファニー・ブラウン(英: Stephanie Brown)は、DCコミックスの出版するアメリカンコミック『バットマン』に登場する架空のスーパーヒロイン。チャック・ディクソンとトム・ライルによって創造され、1992年の"Detective Comics #647"で初登場した[1]。
ステファニー・ブラウン | |
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出版の情報 | |
出版者 | DCコミックス |
初登場 | Detective Comics #647 (1992年6月) |
クリエイター | チャック・ディクソン トム・ライル |
作中の情報 | |
本名 | ステファニー・ブラウン |
所属チーム | バットマン・ファミリー バットマン・インコーポレイテッド |
パートナー | ティム・ドレイク |
サポート・ キャラクター | バットマン バーバラ・ゴードン カサンドラ・カイン ハーパー・ロウ |
著名な別名 | スポイラー ロビン バットガール |
概要
編集チャック・ディクソンとトム・ライルによって創造され、"Detective Comics #647"(1992年6月)でアマチュアのクライムファイターとして初登場した。ゴッサム・シティのヴィランであり、父でもあるクルーマスターの計画を阻止する過程でバットマンとティム・ドレイクと出会い「スポイラー」と名乗る。
ティム・ドレイクがロビンを辞めていた時期にステファニーはバットケイブへ侵入してロビンを志願し"Robin #126"(2004年5月)でバットマンから訓練を受け4代目ロビンとなる。しかし、バットマンの指示に従わず行動したことで命の危機にさらされ、それを理由にロビンの役割を解雇される[2]。2004年の『バットマン: ウォーゲーム』でブラックマスクに誘拐され、拷問されたステファニーは助け出されるが死亡する[3]。"Robin vol.2 #173"(2008年6月)にスポイラーとして再び現れ、ステファニーの死はバットマンとの関わりから絶つために担当医のレスリー・トンプキンスによる偽装だったことが明かされる[4]。
バットマンが死亡したと思われていた時期にバットガールとして戦う理由を失ったカサンドラ・カインからコスチュームを渡され、"Batgirl vol.3 #1"(2009年10月)でステファニーは4代目のバットガールとして活動し始める。バーバラ・ゴードンがバットガールに復帰後、ステファニーは再びスポイラーとして活動する[5]。
書誌情報
編集翻訳版
編集- バットマン:エターナル<上>(ISBN 978-4-7968-7640-7)
- 小学館集英社プロダクション刊、2017年1月発売。
- バットマン:エターナル<下>(ISBN 978-4-7968-7641-4)
- 小学館集英社プロダクション刊、2017年7月発売。
原語版
編集タイトル | 収録内容 | 刊行日 | ISBN |
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バットガール | |||
Batgirl: Batgirl Rising | Batgirl Vol.3 #1-7 | 2010年7月 | 978-1401227234 |
Batgirl: The Flood | Batgirl Vol.3 #9-14 | 2011年5月 | 978-1401231422 |
Batgirl: The Lesson | Batgirl Vol.3 #15-22 | 2011年11月 | 978-1401232702 |
Batgirl: Stephanie Brown Vol.1 | Batgirl Vol.3 #1-12 | 2017年8月 | 978-1401269104 |
Batgirl: Stephanie Brown Vol.2 | Batgirl Vol.3 #13-24, Bruce Wayne: The Road Home: Batgirl #1 Batman Incorporated: Leviathan Strikes #1 |
2018年3月 | 978-1401277888 |
スピンオフ
編集- タイニー・タイタンズ
- ティーン・タイタンズのメンバーが小学生となった日常を描いた作品。
他のメディア
編集アニメ
編集- ヤング・ジャスティス (2010年-現在)
- 声 - メイ・ホイットマン
脚注
編集- ^ スコット・ビーティほか 赤塚京子ほか訳 (2011). 『DCキャラクター大事典』. 小学館集英社プロダクション. ISBN 978-4796870795
- ^ Robin vol.2 #128
- ^ Batman #633
- ^ Robin vol.2 #173
- ^ Batman vol.2 #28