スタンドアローン

コンピュータ用語の一つ

スタンドアローンスタンドアロン: stand-alone)は、コンピュータや情報機器が、ネットワークや他の機器に接続しないで、単独で動作している環境を意味する。もともとは「孤立」を意味する語。

現在は、インターネットLANなどネットワーク接続で動作する機器が多くなっているが、スタンドアローンはコンピュータを他のコンピュータと接続せずに、単独で動作(稼動)させている状態を意味する。一例として、ワープロが挙げられる。ワープロはネットワークや他の機器に依存しなくとも、単体で動作することが可能である。

  • ネットワークに繋がってない事から、ウイルス感染や外部に情報漏洩が生じる恐れは少なくなる(ただし、コンピュータを直接操作した場合は除く)。機密データなどを保存する情報システムの多くは、スタンドアローン方式の場合が多い。ネットワークへ常時接続を行うことでコンピュータウイルスなどの感染が安易となる。重要な部分に付いては別途にスタンドアロン可能なPCへバックアップ(複製)を作っておく事もある。

変遷

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企業や組織内のコンピュータがネットワーク接続される前は、基本的にスタンドアローンで使用されていた。コンピュータ間でデータをやり取りする必要がある場合は、磁気テープやFDなどを介して行われていた。

現在はLAN(無線通信などを含む)の普及により、社内LANやイントラネット形式などを構築しつつ、ハブなどの中継器を介して情報の共有や並列化が可能となっている事が多く、一般の家庭内でもLANを構築している事もある。

サポート切れOSの運用

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その一例として2014年4月9日米国時間4月8日)にWindows XPの延長サポートによる各種セキュリティサポートが終了した。サポートが続く他のOSでは、どうしても動かしたいアプリケーションソフトウェア等に不具合が生じる場合、ネットワークに接続しない運用方法が各所で紹介された[1]

脚注

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関連項目

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