スタッド・ジョゼフ・マリアン
ベルギーのサッカースタジアム
スタッド・ジョゼフ・マリアン(Stade Joseph Marien)は、ベルギー・ブリュッセル首都地域サン=ジルにあるサッカー専用スタジアム。ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズがホームスタジアムとして使用している。
スタッド・ジョゼフ・マリアン Stade Joseph Marien | |
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施設情報 | |
所在地 | ベルギー サン=ジル |
位置 | 北緯50度49分04秒 東経4度19分45秒 / 北緯50.81778度 東経4.32917度座標: 北緯50度49分04秒 東経4度19分45秒 / 北緯50.81778度 東経4.32917度 |
起工 | 1915年 |
開場 | 1919年 |
拡張 | 1926年、2018年 |
所有者 | ロイヤル・トラスト |
運用者 | ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ |
グラウンド | 天然芝 |
ピッチサイズ | 105m × 68m |
設計者 | アルベルト・カレワール |
使用チーム、大会 | |
RUサン・ジロワーズ (1919年-) アントワープ五輪 | |
収容人員 | |
9,400人[1] |
概要
編集スタジアムはサン=ジルにあるデュダン公立公園内の西側に1919年に建設された。ブリュッセル通り沿いに面するメインスタンドはアール・デコを模して外観が装飾されており、ブリュッセルの地域文化遺産に認定されている。
1920年にはアントワープ五輪のサッカー競技を行う4つのスタジアムに選ばれ、3試合が開催された。
2014-15シーズンにこのスタジアムをホームスタジアムとしていたロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズがベルギー・ファースト・ディビジョンBへと昇格を果たすと、リーグの規定に合わせるためにスタジアムの改修が施された。草木が生い茂っていた南側を除草して斜面に沿わせて座席を設置し、収容人数の増加を図った。しかし、公園の規制が影響してスタンドを覆う屋根は設置出来なかった[2]。
アントワープ五輪の試合
編集日付 | ホームチーム | 結果 | アウェーチーム | ラウンド |
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1920年8月28日 | オランダ | 3-0 | ルクセンブルク | 1回戦 |
スペイン | 4-0 | デンマーク | ||
1920年9月29日 | チェコスロバキア | 4-0 | ノルウェー | 2回戦 |
ギャラリー
編集-
1930年のスタジアム
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メインスタンドの外観
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メインスタンド
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バックスタンドの立ち見席
脚注
編集- ^ “Stadium”. 2023年3月17日閲覧。
- ^ “Union heeft plannen voor nieuw stadion in Vorst: 'Maar onze ziel blijft in het Dudenpark'” (2021年3月24日). 2023年3月17日閲覧。