スタジオバインド
日本の東京都杉並区にあるアニメ制作会社
株式会社スタジオバインド(英: StudioBind Co., Ltd.)は、日本のアニメ制作会社。
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目26番13号 Daiwa荻窪ビル3階 北緯35度42分14秒 東経139度37分10秒 / 北緯35.70389度 東経139.61944度座標: 北緯35度42分14秒 東経139度37分10秒 / 北緯35.70389度 東経139.61944度 |
設立 | 2018年11月 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 8012301011551 |
事業内容 | アニメーションの企画・制作 |
代表者 | 代表取締役 大友寿也 |
資本金 | 500万円 |
従業員数 | 5名(2019年11月現在)[1] |
主要株主 | |
外部リンク |
st-bind |
概要
編集アニメ制作会社のWHITE FOXとアニメプロデュース会社のEGG FIRMが共同出資し、2018年11月に設立したアニメ制作スタジオ[2]。代表取締役にはゴンゾを経てエイトビットで『ナイツ&マジック』や『ヤマノススメ』(OVA、サードシーズン)などのアニメーションプロデューサーを務めた大友寿也が就任している。
設立の理由には『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』のアニメ化にあたり、企画を継続的・長期的・計画的に進めていく体制が必要であると判断したことを挙げている[3]。またEGG FIRM代表取締役の大澤信博は、「(スタジオバインドの設立は)うちとWHITE FOXが立てたというよりは、代表取締役の大友寿也さんの独立を2社で後押ししたというのが実態です」と語っている[4]。
社名の由来は人と人を結びつけるという意味の英単語「Bind」から。これは大友が自身にとって大切なものは「人と人との絆」だと考えたことから名付けられた[5]。
2023年3月、本社を東京都杉並区清水3丁目16番7号 井口ビル3階から[6]、同区荻窪5丁目26番13号 Daiwa荻窪ビル3階へ移転[7]。
作品
編集テレビアニメ
編集開始年 | 放送期間 | タイトル | 監督 | シリーズ構成 | アニメーション プロデューサー |
原作 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2021年 | 1月 - 3月 | 無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜 | 岡本学 | 大友寿也 | 小説 | 第1クール | |
10月 - 12月 | 第2クール | ||||||
2023年 | 1月 - 3月 | お兄ちゃんはおしまい! | 藤井慎吾 | 横手美智子 | 漫画 | ||
7月 - 9月 | 無職転生 II 〜異世界行ったら本気だす〜 | 平野宏樹 | 大野敏哉 | 米田浩二 | 小説 | 第1クール | |
2024年 | 4月 - 7月 | 渋谷亮介 | 大友寿也 | 第2クール | |||
2025年 | 1月 - | 花は咲く、修羅の如く | 宇和野歩 | 筆安一幸 | 漫画 | ||
未公表 | 瑠璃の宝石 | 藤井慎吾 | 横手美智子 | 未公表 |
制作協力
編集年 | タイトル | 制作元請 | 備考 |
---|---|---|---|
2019年 | からくりサーカス[8] | スタジオヴォルン | 第22・31話 |
2022年 | 魔入りました!入間くん[8] | バンダイナムコピクチャーズ | 第3シリーズ第2・9・17話 |
その他
編集年 | タイトル | 監督 | 備考 |
---|---|---|---|
2020年 | アート引越センターWEBアニメーションPV[9] | 相浦和也[注 1] 阿保孝雄[注 2] |
全9話(予定)[10] 第0話のみSIGNAL.MDが制作 第1・2話はROLL2との共同制作 |
2022年 | ぶいすぽっ!新ロゴアニメーションPV[11][12] | 坂口蒼星 宇和野歩 |
2022年12月30日・31日に開催されたコミックマーケット101に合わせ制作・公開[13] |
関連人物
編集制作
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “株式会社スタジオバインドの求人・中途採用情報”. リクナビNEXT. リクルート. 2021年12月20日閲覧。
- ^ “WHITE FOXとEGG FIRM、共同出資のアニメーション制作会社「スタジオバインド」を設立。『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』のアニメーション制作を担当”. Anime Recorder (ソーシャルインフォ). (2019年10月18日) 2021年4月12日閲覧。
- ^ “WHITE FOXとEGG FIRMが共同出資で設立 制作会社スタジオバインド”. アニメーションビジネス・ジャーナル (数土直志). (2019年10月19日) 2021年4月12日閲覧。
- ^ “プロデューサー・大澤信博 ロングインタビュー!(3)”. アキバ総研. カカクコム (2020年2月8日). 2022年2月10日閲覧。
- ^ Kim Morrissy (2021年4月9日). “Interview: Mushoku Tensei: Jobless Reincarnation Director and Producer” (英語). Anime News Network. 2023年7月12日閲覧。
- ^ “会社概要”. スタジオバインド. 2022年8月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月30日閲覧。
- ^ “お知らせ”. スタジオバインド (2023年3月27日). 2023年3月30日閲覧。
- ^ a b “作品履歴”. スタジオバインド. 2022年12月9日閲覧。
- ^ “アート引越センター WEBアニメーションムービー”. 2023年2月19日閲覧。
- ^ @st_bind (2022年9月26日). "アート引越センターさんのWEBアニメーション#6が公開されました". X(旧Twitter)より2023年2月19日閲覧。
- ^ ぶいすぽっ!新ロゴアニメーションPV - YouTube
- ^ @st_bind (2022年12月31日). "ぶいすぽっ!【@Vspo77】新ロゴPVをスタジオバインドが制作させて頂きました!!!". X(旧Twitter)より2023年2月19日閲覧。
- ^ 小林優介 (2023年1月1日). “VTuber「ぶいすぽっ!」初のコミケで存在感「少しでもメンバーを知ってもらいたい」”. KAI-YOU 2023年2月19日閲覧。
外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- スタジオバインド (@st_bind) - X(旧Twitter)