Vストローム250V-Strom250 ブイストローム250、DL250)は、スズキが製造しているデュアルパーパスタイプのオートバイ普通自動二輪車)である。

概要

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2016年に生産を担当する中国の現地法人である常州豪爵鈴木摩托車有限公司がGSX250Rと共に先行発表[1]を行ない、同年のミラノショー(EICMA)にてグローバル展開する車両として発表された [2]

国内モデルとして2013年発売のVストローム650、2014年発売のVストローム1000に続く『Vストローム』シリーズ第3弾となる[3]。同シリーズの上位モデルである650・1000がV型2気筒エンジンを搭載しているのに対し、250は価格面・車重面を考慮し並列2気筒エンジンを搭載している。

V-strom250

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基本情報
排気量クラス 軽二輪
メーカー  スズキ
車体型式 2BK-DS11A
エンジン J517型 248 cm3 4サイクル
水冷直列2気筒SOHC2バルブ
内径×行程 / 圧縮比 53.5 mm × 55.2 mm / 11.5:1
最高出力 18kW 24PS/8,000rpm
最大トルク 22Nm 2.2kgf・m/6,500rpm
車両重量 188 kg
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2017年7月6日より日本国内向け仕様の Vストローム250 が発売された[4]

車体は同時開発のGSX250Rと共通化しつつ、独自の部品を装備する形でデザインされており、乗車ポジションは全体的に高めとなっている。

フロントは既存のVストロームシリーズをイメージしたものとなっているが、スクリーンと単眼式ヘッドライトは専用品となっている。ハンドルはアップタイプとなりナックルガードを装備、リアにはアルミ製アシストグリップ兼大型キャリアを装備するほか、アンダーガードやセンタースタンドも装備する豪華な内容となっている。

エンジンはGSX250Rと同型のものが搭載されている。前後ホイールもGSX250Rと共通[5]ABSは搭載されていない。なお海外向けにはABS搭載車も販売されている[6]

液晶メーターもGSX250Rと共通のものが装備され、スピード&タコメーターやデュアルトリップメーター、ギアポジションインジケーター、平均燃費計、オイルチェンジインジケーター、燃料計、時計を表示するほか、ディスプレイ横には任意に設定した回転数で点灯するエンジンRPMインジケーターが配置されている。

2018年10月マイナーチェンジを実施。カラーリング及びマフラーカバーの変更と、輸出仕様に存在したABS仕様が追加された。[7]

脚注

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  1. ^ 2016重庆摩博会,豪爵铃木全面出彩 - 豪爵・2016年10月25日
  2. ^ スズキ、ミラノショーで海外向け二輪車の新型モデルを発表”. スズキ広報(2016年11月8日). 2017年7月20日閲覧。
  3. ^ 欧州モデルとしてはVストローム1000の前身として、2002年よりDL1000の名称で発売されていた。
  4. ^ スズキ、V-Strom(ブイストローム)シリーズの新型モデル「V-Strom 250」を発売”. スズキ広報(2017年6月30日). 2017年7月20日閲覧。
  5. ^ スズキ V-Strom 250 車両解説 - WEB Mr.BIKE
  6. ^ Suzuki V-Strom 250ABS” (英語). スズキ. 2017年7月20日閲覧。
  7. ^ V-Strom 250をマイナーチェンジ、同時にV-Strom 250 ABS仕様を発売 | WEB Mr.Bike”. 2020年4月4日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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