スウィンドン

イングランドの都市

スウィンドン(Swindon)は、イングランドウィルトシャーのタウン。ロンドンから西に高速道路M4を使って約1時間ほどの位置にあり、人気観光地のコッツウォルズにほど近い。行政的には、バラ・オブ・スウィンドンに属している。

スウィンドン

ラドナー共同墓地から見たスウィンドン市街
スウィンドンの位置(ウィルトシャー内)
スウィンドン
スウィンドン
ウィルトシャーにおけるスウィンドンの位置
人口233,400人 (2021年)[1]
英式座標
SU152842
ロンドン81マイル (130 km)
単一自治体
セレモニアル・カウンティ
リージョン
構成国イングランドの旗 イングランド
イギリスの旗 イギリス
郵便地域SWINDON
郵便番号SN1-6, SN25, SN26
市外局番01793
警察ウィルトシャー
消防ドーセット・アンド・ウィルトシャー
救急医療グレート・ウェスタン
欧州議会サウス・ウェスト・イングランド
英国議会
場所一覧
イギリス
イングランド
ウィルトシャー
北緯51度33分30秒 西経1度46分52秒 / 北緯51.5583度 西経1.7811度 / 51.5583; -1.7811座標: 北緯51度33分30秒 西経1度46分52秒 / 北緯51.5583度 西経1.7811度 / 51.5583; -1.7811
市街地の様子
マジックラウンドアバウトの標識
マジックラウンドアバウトの地図
市街地のにぎわい

概要

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産業革命以降に工業都市として発展した街である。それまではバーター取引を中心とした小さな商業の街であった。現在は市内を横切るグレート・ウェスタン鉄道を中心に栄え、本田技研工業 (Honda/ホンダ) の欧州における生産拠点があり、途中中断を挟みながらも2021年まで日本でも売られていたホンダ・シビックタイプRが作られていた。世界大戦中には現在ホンダの工場がある場所にあった飛行場が活躍した。

他にモトローラの工場もあり、また以前はローバーの工場があったが、今は撤退している。現地では世界にも数箇所しかない、ラウンドアバウトロータリー交差点の一種)が6つ連なってできたマジック・ラウンドアバウトがあることで有名。1990年代にモンデックス電子マネーの大々的な実証実験が行われた地域であることでも知られている[2] [3]

ホンダの工場があるため、日本人も数百人住んでおり、スタントンハウスホテルという昔の領事館を改造して作られたホテルで日本食を食べたり買ったりもできる。街の中心街から徒歩10分ぐらいの所に昔の列車の車庫を改造した欧州最大規模(2006年現在)のアウトレットモールがあり、近年観光客を呼び寄せるために駅周辺を再開発する動きが見られる。

中心街を中心としたデザイナーズマンションの建設、郊外の住宅地の開発や国立病院の立替などが行われており、今後人口増加が予想される。ちなみに「市街地の様子」写真に写っているビルは、1995年頃に立てられた州内で一番高い建物(デビッド・マレー・ジョン・タワー)であり、下はデパートなどが入るショッピングモールになっており、上層階はオフィスと住居になっている。

スポーツ

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スウィンドンを本拠地とするサッカークラブ。

姉妹都市

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出身人物

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脚注

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  1. ^ census2021”. 24 Apr 2023閲覧。
  2. ^ http://www.028028.com/mondex.htm
  3. ^ http://www.hitachi.co.jp/Sp/TJ/1997/hrnjan97/hrn0108j.htm

外部リンク

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