スウィンドン
スウィンドン(Swindon)は、イングランド、ウィルトシャーのタウン。ロンドンから西に高速道路M4を使って約1時間ほどの位置にあり、人気観光地のコッツウォルズにほど近い。行政的には、バラ・オブ・スウィンドンに属している。
スウィンドン
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ラドナー共同墓地から見たスウィンドン市街 | |
ウィルトシャーにおけるスウィンドンの位置 | |
人口 | 233,400人 (2021年)[1] |
英式座標 | SU152842 |
- ロンドン | 81マイル (130 km) |
単一自治体 | |
セレモニアル・カウンティ | |
リージョン | |
構成国 | イングランド |
国 | イギリス |
郵便地域 | SWINDON |
郵便番号 | SN1-6, SN25, SN26 |
市外局番 | 01793 |
警察 | ウィルトシャー |
消防 | ドーセット・アンド・ウィルトシャー |
救急医療 | グレート・ウェスタン |
欧州議会 | サウス・ウェスト・イングランド |
英国議会 | |
概要
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産業革命以降に工業都市として発展した街である。それまではバーター取引を中心とした小さな商業の街であった。現在は市内を横切るグレート・ウェスタン鉄道を中心に栄え、本田技研工業 (Honda/ホンダ) の欧州における生産拠点があり、途中中断を挟みながらも2021年まで日本でも売られていたホンダ・シビックタイプRが作られていた。世界大戦中には現在ホンダの工場がある場所にあった飛行場が活躍した。
他にモトローラの工場もあり、また以前はローバーの工場があったが、今は撤退している。現地では世界にも数箇所しかない、ラウンドアバウト(ロータリー交差点の一種)が6つ連なってできたマジック・ラウンドアバウトがあることで有名。1990年代にモンデックス電子マネーの大々的な実証実験が行われた地域であることでも知られている[2] [3]。
ホンダの工場があるため、日本人も数百人住んでおり、スタントンハウスホテルという昔の領事館を改造して作られたホテルで日本食を食べたり買ったりもできる。街の中心街から徒歩10分ぐらいの所に昔の列車の車庫を改造した欧州最大規模(2006年現在)のアウトレットモールがあり、近年観光客を呼び寄せるために駅周辺を再開発する動きが見られる。
中心街を中心としたデザイナーズマンションの建設、郊外の住宅地の開発や国立病院の立替などが行われており、今後人口増加が予想される。ちなみに「市街地の様子」写真に写っているビルは、1995年頃に立てられた州内で一番高い建物(デビッド・マレー・ジョン・タワー)であり、下はデパートなどが入るショッピングモールになっており、上層階はオフィスと住居になっている。
スポーツ
編集スウィンドンを本拠地とするサッカークラブ。
- スウィンドン・タウン / リーグ・ツー(4部相当)
- スウィンドン・スーパーマリン / サザンリーグ・プレミアディヴィジョン(7部相当)
姉妹都市
編集出身人物
編集- ギルバート・オサリバン - 歌手、シンガー・ソングライター
- ジョニー・メイ - ラグビー選手
- ゾーイ・ジョーンズ - 女性フィギュアスケート選手
- ダイアナ・ドース - 女優
- ディーン・アシュトン - サッカー選手
- トム・ウィズダム - 俳優
- ビリー・パイパー - 女優、歌手
- ベン・サッチャー - サッカー選手
- レイチェル・シェリー - 女優
脚注
編集外部リンク
編集- Swindon Web スウィンドンの総合タウンガイドのサイト
- MCARTHURGLEN DESIGNER OUTLETS スウィンドン・デザイナー・アウトレットモールのウェブサイト
- Swindon Town FC 地元サッカーチームの公式サイト
- Honda of The U.K. Manufacturing Ltd. ホンダの現地子会社のサイト
- スタントンハウスホテル ホンダ子会社による現地のホテルのサイト(日本語)