ジョージ・ハミルトン=ゴードン (第5代アバディーン伯爵)
第5代アバディーン伯爵ジョージ・ジョン・ジェームズ・ハミルトン=ゴードン(George John James Hamilton-Gordon, 5th Earl of Aberdeen、1816年9月28日 – 1864年3月22日)は、イギリスの貴族、自由党の政治家。庶民院議員を務めた[1]。1860年までハッドー卿の儀礼称号を使用した[1]。
生涯
編集第4代アバディーン伯爵ジョージ・ハミルトン=ゴードンと2人目の妻ハリエット(Harriet、1792年6月8日 – 1833年8月26日、ジョン・ダグラス閣下の娘)の息子として、1816年9月28日にベントリー・プライアリーで生まれた[1]。ハーロー校で教育を受けた後、1834年5月23日にケンブリッジ大学トリニティ・カレッジに入学、1837年にM.A.の学位を修得した[2]。
1854年8月、ピール派の候補としてアバディーンシャー選挙区の補欠選挙に出馬、無投票で当選した[3]。1857年イギリス総選挙でもピール派候補として無投票で再選した[3]。1859年イギリス総選挙では自由党候補として無投票で再選した[3]。
家族
編集1840年11月5日、メアリー・ベイリー(1815年ごろ – 1900年4月3日、ジョージ・ベイリーの娘、第10代ハディントン伯爵ジョージ・ベイリー=ハミルトンの妹)と結婚[1]、3男3女をもうけた[4]。
- ジョージ(1841年12月10日 – 1870年1月27日) - 第6代アバディーン伯爵[1]
- メアリー(1844年5月28日 – 1914年2月13日) - 1863年1月30日、第8代ポルワース卿ウォルター・ヘップバーン=スコットと結婚[5]
- ジェームズ・ヘンリー(1845年10月11日 – 1868年2月12日) - 生涯未婚[4]
- ジョン・キャンベル(1847年8月3日 – 1934年3月7日) - 第7代アバディーン伯爵、初代アバディーン=テメイア侯爵[1]
- ハリエット(1849年12月17日[6] – 1942年2月15日) - 1870年5月7日、紋章官ウィリアム・アレグザンダー・リンジー(1926年9月13日没)と結婚、子供あり[7]
- キャサリン・イライザ(1852年10月16日 – 1931年2月28日) - 1876年11月21日、第6代バーリーのバルフォア卿アレグザンダー・ブルースと結婚、子供あり[8][9]
出典
編集- ^ a b c d e f g h Cokayne, George Edward; Gibbs, Vicary, eds. (1910). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (Ab-Adam to Basing) (英語). Vol. 1 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press, Ltd. p. 17.
- ^ "Gordon, George John James (Lord Haddo). (GRDN934GJ)". A Cambridge Alumni Database (英語). University of Cambridge.
- ^ a b c Craig, F. W. S. (1977). British Parliamentary Election Results 1832–1885 (英語). London: Macmillan Press. p. 567. ISBN 978-1-349-02349-3。
- ^ a b Burke, Sir Bernard; Burke, Ashworth Peter, eds. (1934). A Genealogical and Heraldic History of the Peerage and Baronetage, The Privy Council, and Knightage (英語). Vol. 1 (92nd ed.). London: Burke's Peerage, Ltd. p. 63.
- ^ Cokayne, George Edward; Doubleday, Herbert Arthur; Howard de Walden, Thomas, eds. (1945). The Complete Peerage, or a history of the House of Lords and all its members from the earliest times (Oakham to Richmond) (英語). Vol. 10 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press. p. 572.
- ^ Paul, James Balfour, Sir, ed. (1904). The Scots Peerage (英語). Vol. I. Edinburgh: David Douglas. p. 98.
- ^ Mosley, Charles, ed. (1999). Burke’s Peerage and Baronetage (英語). Vol. I (106th ed.). London: Burke's Peerage Limited. p. 10. ISBN 2-940085-02-1。
- ^ Cokayne, George Edward; Gibbs, Vicary, eds. (1910). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (Ab-Adam to Basing) (英語). Vol. 1 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press, Ltd. p. 15.
- ^ Cokayne, George Edward; Hammond, Peter W., eds. (1998). The Complete Peerage, or a history of the House of Lords and all its members from the earliest times (Addenda & Corrigenda) (英語). Vol. 14 (2nd ed.). Stroud: Sutton Publishing. p. 59. ISBN 978-0-7509-0154-3。
外部リンク
編集- Hansard 1803–2005: contributions in Parliament by Lord Haddo
- Hansard 1803–2005: contributions in Parliament by Mr George Hamilton-Gordon
- ジョージ・ハミルトン=ゴードン - ナショナル・ポートレート・ギャラリー
- ジョージ・ハミルトン=ゴードンの著作 - インターネットアーカイブ内のOpen Library
グレートブリテンおよびアイルランド連合王国議会 | ||
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次代 ウィリアム・レズリー |
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