ジョン・ホルツコム
ジョン・スティーブン・ホルツコム(John Stephen Holdzkom, 1987年10月19日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州パサデナ出身のプロ野球選手(投手)。現在は、フリーエージェント(FA)。
基本情報 | |
---|---|
国籍 |
![]() |
出身地 | カリフォルニア州パサデナ |
生年月日 | 1987年10月19日(37歳) |
身長 体重 |
6' 7" =約200.7 cm 225 lb =約102.1 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2006年 ドラフト4巡目(全体124位)でニューヨーク・メッツから指名 |
初出場 | 2014年9月2日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
派遣歴 | |
| |
国際大会 | |
代表チーム |
![]() |
WBC | 2013予選 |
この表について
|
兄のリンカーン・ホルツコムもプロ野球選手(投手)だったが、2015年12月に自動車事故で死亡している[1]。
経歴
編集プロ入りとメッツ傘下時代
編集2005年のMLBドラフト15巡目(全体443位)でシアトル・マリナーズから指名されたが、入団しなかった[2]。
2006年のMLBドラフト4巡目(全体124位)でニューヨーク・メッツから指名され、契約金21万ドルで入団した[3]。
2008年にルーキー級キングスポート・メッツで3勝、A級サバンナ・サンドナッツで2勝を挙げた[3]。
2009年はトミー・ジョン手術を受けたため全休している[3]。
2010年はルーキー級キングスポートとルーキー級GCLメッツで計6試合に登板したが、0勝0敗、防御率9.00に終わった[3]。
レッズ傘下時代
編集2012年1月5日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結んだ[4]。シーズン開幕はA+級ベイカーズフィールド・ブレイズで迎えたが、6試合に登板して0勝1敗に終わり[3]、6月21日にレッズを自由契約となった[4]。この年は父がニュージーランド出身であるため[5]、台湾で開催された第3回WBC予選のニュージーランド代表に兄のリンカーンと共に選出された[6]。オフはオーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)に参加した。
独立リーグ時代
編集2013年は、4月にアメリカン・アソシエーションのアマリロ・ソックスと契約[3]。8月にスーシティ・エクスプローラーズに移籍[3]。2球団合計で42試合に登板し、3勝4敗2セーブの成績を残した[3]。オフはABLに参加した。
2014年は5月にユナイテッドリーグ・ベースボールのサンアンジェロ・コルツに入団[3]。1試合に登板した後、前年も在籍したアマリロ・ソックスと契約[3]。9試合(7回2/3)に登板して失点1という好成績を残した[3]。
パイレーツ時代
編集2014年6月24日にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結び、AA級アルトゥーナ・カーブに配属[4]。4試合(6回)を無失点に抑え、7月5日にAAA級インディアナポリス・インディアンスに昇格。ここでも18試合(21回2/3)を2勝0敗2セーブ、防御率2.49という好成績で、9月1日にセプテンバーコールアップでメジャー契約を結んだ[4]。9月2日のセントルイス・カージナルス戦でメジャー初登板を飾り、8回から3番手として1回を三者連続三振で無失点に抑えるという上々のメジャーデビューを飾った[7]。最終的には9試合に登板し、1勝0敗1セーブ・防御率2.00・9.0イニングで14奪三振という好成績を残した[4]。
2015年は、A-級ウェストバージニア・ブラックベアーズとAAA級インディアナポリス・インディアンスの2球団合計で23試合に登板して、2勝0敗2セーブ、防御率2.96・奪三振率11.1という安定した成績を記録したが、メジャー昇格の機会はなかった[3]。
2016年4月3日にDFAとなり[8]、11日に自由契約となった[9]。
ホワイトソックス傘下時代
編集2016年4月19日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結んだ[10]。この年はルーキー級で1試合登板したのみで、オフの11月7日にFAとなった[4]。
ホワイトソックス退団後
編集詳細情報
編集背番号
編集- 43 (2014年)
代表歴
編集脚注
編集- ^ “New Zealand baseballer Lincoln Holdzkom killed in crash in United States”. NZ Herald (2015年12月16日). 2022年3月26日閲覧。
- ^ “15th Round of the 2005 MLB June Amateur Draft”. Baseball-Reference.com. 2022年3月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “John Holdzkom Stats & Scouting Report”. Baseball America. 2022年3月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g MLB公式プロフィール参照。2022年3月26日閲覧。
- ^ Baseball | Holdzkoms lead brother act in Diamond... | Stuff.co.nz
- ^ World Baseball Classic: Team - New Zealand[リンク切れ]
- ^ “Pittsburgh Pirates at St. Louis Cardinals Box Score, September 2, 2014”. Baseball-Reference.com. 2022年3月26日閲覧。
- ^ “Pirates' John Holdzkom: Designated for assignment”. CBS Sports (2016年4月3日). 2016年5月20日閲覧。
- ^ Dreker, John (2016年4月11日). “Pirates Release John Holdzkom”. Pirates Prospects. 2016年5月20日閲覧。
- ^ Todd, Jeff (2016年4月19日). “White Sox Sign John Holdzkom”. mlbtraderumors.com. 2016年5月20日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- John Holdzkom stats MiLB.com
- John Holdzkom stats ABL.com
- ジョン・ホルツコム (@johnholdzkom) - X(旧Twitter)