ジョン・フリーク (初代準男爵)

初代準男爵サージョン・フリークSir John Freke, 1st Baronet、出生名ジョン・エヴァンスJohn Evans)、1744年1777年3月20日)は、アイルランド王国の政治家。アイルランド庶民院議員、ウェックスフォード県長官英語版を務めた[1]

生涯

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ジョン・エヴァンス閣下(Hon. John Evans、1758年没、初代カーベリー男爵ジョージ・エヴァンスの四男)と妻グレース(初代準男爵サー・ラルフ・フリークの娘)の次男として[1]、1744年に生まれた[2]

1764年4月13日、母が兄弟にあたる第3代準男爵サー・ジョン・フリークの遺産相続人になった[1]。ジョン・エヴァンスは1765年6月までに母の旧姓であるフリークを名乗るようになり、1766年6月7日の議会立法で正式に姓を改めた[1]。1768年7月15日、準男爵に叙された[1]。1769年には兄ジョージの死去に伴いその遺産を相続した[1]

1768年から1777年に死去するまでバルティモア選挙区英語版選出のアイルランド庶民院議員を務め[2]、1774年にウェックスフォード県長官英語版を務めた[1]

1777年3月20日に死去、長男ジョンが準男爵位を継承した[1]

家族

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1765年6月15日、エリザベス・ゴア(Elizabeth Gore、1776年9月没、初代アラン伯爵アーサー・ゴアの次女)と結婚[1]、3男1女をもうけた[3]

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j Cokayne, George Edward, ed. (1906). The Complete Baronetage (1707–1800) (英語). Vol. 5. Exeter: William Pollard & Co. p. 378.
  2. ^ a b Johnston-Liik, Edith Mary (2006). MPs in Dublin: Companion to History of the Irish Parliament, 1692-1800 (英語). Ulster Historical Foundation. p. 90. ISBN 978-1-903688-60-1
  3. ^ a b c d Burke, Sir Bernard; Burke, Ashworth Peter, eds. (1934). A Genealogical and Heraldic History of the Peerage and Baronetage, The Privy Council, and Knightage (英語). Vol. 1 (92nd ed.). London: Burke's Peerage, Ltd. pp. 467–468.
アイルランド議会
先代
ウィリアム・クレメンツ
リチャード・トンソン
庶民院議員(バルティモア選挙区英語版選出)
1768年 – 1777年
同職:リチャード・トンソン 1768年 – 1771年
ジョスリン・ディーン英語版 1771年 – 1777年
次代
ウィリアム・エヴァンス
ジョスリン・ディーン英語版
アイルランドの準男爵
爵位創設 (キャッスル・フリークの)準男爵
1768年 – 1777年
次代
ジョン・エヴァンス=フリーク