ジョシュ・リチャードソン

アメリカのバスケットボール選手

ジョシュア・マイケル・リチャードソンJoshua Michael Richardson, 1993年9月15日 - )は、アメリカ合衆国オクラホマ州エドモンド出身のプロバスケットボール選手。NBAマイアミ・ヒートに所属している。ポジションはシューティングガードスモールフォワード

ジョシュ・リチャードソン
Josh Richardson
ダラス・マーベリックスでのリチャードソン
(2021年)
マイアミ・ヒート
ポジション SG / SF
所属リーグ NBA
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1993-09-15) 1993年9月15日(31歳)
出身地 オクラホマ州エドモンド
身長 196cm (6 ft 5 in)
体重 91kg (201 lb)
キャリア情報
高校 サンタフェ高等学校英語版
大学 テネシー大学
NBAドラフト 2015年 / 2巡目 / 全体40位[1]
プロ選手期間 2015年–現在
経歴
20152019マイアミ・ヒート
2015–2016スーフォールズ・スカイフォース
2019–2020フィラデルフィア・76ers
2020–2021ダラス・マーベリックス
2021–2022ボストン・セルティックス
20222023サンアントニオ・スパーズ
2023ニューオーリンズ・ペリカンズ
2023マイアミ・ヒート
受賞歴
  • オールSECファーストチーム (2015)
  • 2× SECオールディフェンシブチーム (2014, 2015)
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

来歴

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ヒート時代

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テネシー大学で4年間在籍し、 最終学年の2014-15シーズンにSECの1stチーム、オールディフェンシブチームにも2年連続で選出されたリチャードソンは、2015年のNBAドラフトで2巡目40位でマイアミ・ヒートから指名された[1]

2015-16シーズン、2015年11月5日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦でNBA初出場[2]。2016年3月11日のシカゴ・ブルズ戦では、自己最多の22得点を記録し、敵地ユナイテッド・センターでの118-96の大勝に貢献し[3]、同月の東カンファレンスの最優秀新人選手に選出された。このシーズンは52試合で平均21.3分に出場し、6.6得点・2.1リバウンド・1.4アシスト・0.7スティールを記録した。

2016-17シーズンは53試合で平均30.5分に出場し、10.2得点・3.2リバウンド・2.6アシスト・1.2スティールを記録した。

 
テネシー大学時代のリチャードソン(2016年)
 
試合中にヒートヘッドコーチのエリック・スポールストラに耳を傾けるリチャードソン(2016年)

2017-18シーズン開幕前の2017年9月13日、ヒートと4年4200万ドルの延長契約を結んだ[4]。このシーズンは81試合で平均33.2分に出場し、12.9得点・3.5リバウンド・2.9アシスト・1.7スティールを記録した。

2018-19シーズン、2018年11月18日のロサンゼルス・レイカーズ戦でテクニカルファウルを受けて退場処分となり、観客席に靴を投げ込んで、その後2万5000ドルの罰金処分を受けた[5]。2019年2月10日のゴールデンステート・ウォリアーズ戦で自身最多の37得点を記録した[6]。このシーズンは73試合で平均34.8分に出場し、16.6得点・3.6リバウンド・4.1アシスト・1.5スティールを記録した。

シクサーズ時代

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2019-20シーズン開幕前の7月ジミー・バトラーハッサン・ホワイトサイドモーリス・ハークレスメイヤーズ・レナードなどが絡む4球団間でのトレードによりフィラデルフィア・セブンティシクサーズに移籍した。2019年11月27日のサクラメント・キングス戦で右ハムストリングを痛めて[7]、その後6試合を欠場した。2020年1月22日のトロント・ラプターズ戦で左ハムストリングを痛めて[8]、その後6試合を欠場した。3月1日のロサンゼルス・クリッパーズ戦でチームメートのアレック・バークスがレイアップの後に後ろに接近してきたところ、彼の後頭部とリチャードソンの頭が接触し、負傷退場し、脳震盪と診断され、その後3試合を欠場した[9]

ダラス・マーベリックス

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2020年11月18日、セス・カリーとの引き換えに、2020年のNBAドラフト全体36位指名(タイラー・ベイ)とともにダラス・マーベリックスに移籍した[10]

ボストン・セルティックス

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2021年7月31日、モーゼス・ブラウンと引き換えにボストン・セルティックスに移籍した[11]

サンアントニオ・スパーズ

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2022年2月10日、ロメオ・ラングフォードと2022年ドラフト1巡目プロテクト指名権とともに、デリック・ホワイトとの交換でサンアントニオ・スパーズにトレードされた[12]

ニューオーリンズ・ペリカンズ

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デヴォンテ・グラハムと2024年、2026年、2028年、2029年のドラフト2巡目指名権との交換でニューオーリンズ・ペリカンズにトレードされた[13]

マイアミ・ヒート復帰

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2023年7月2日、マイアミ・ヒートと契約し、ヒートに復帰した[14]

個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン

レギュラーシーズン

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2015–16 MIA 52 2 21.3 .452 .461 .667 2.1 1.4 .7 .5 .7 6.6
2016–17 53 34 30.5 .394 .330 .779 3.2 2.6 1.1 .7 1.2 10.2
2017–18 81 81 33.2 .451 .378 .845 3.5 2.9 1.5 .9 1.7 12.9
2018–19 73 73 34.8 .412 .357 861 3.6 4.1 1.1 .5 1.5 16.6
2019–20 PHI 55 53 30.7 .429 .327 .789 3.4 3.1 .9 .7 1.9 13.8
2020–21 DAL 59 56 30.3 .427 .330 .917 3.3 2.6 1.0 .4 1.3 12.1
2021–22 BOS 44 0 24.7 .443 .397 .859 2.8 1.5 .8 .5 .9 9.7
SAS 21 7 24.4 .429 .444 .946 2.9 2.3 1.0 .3 1.3 11.4
Career 438 306 29.8 .428 .365 .839 3.1 2.7 1.1 .6 1.4 12.0


プレーオフ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2016 MIA 14 0 27.6 .371 .370 .714 3.6 1.6 .4 .9 .9 6.6
2018 5 5 26.0 .375 .316 .857 3.0 2.8 2.2 1.0 1.0 8.4
2020 PHI 4 4 36.0 .357 .357 .944 3.8 3.3 .5 .5 2.0 16.8
2021 DAL 7 0 13.4 .393 .300 1.000 1.6 .7 .3 .0 .9 4.9
通算 30 9 25.2 .371 .350 .875 3.0 1.8 .7 .7 1.0 7.9

脚注

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  1. ^ Miami picks Josh Richardson in the second round (40th overall)
  2. ^ Josh Richardson 2015-16 Game Log
  3. ^ Dragic scores 26 as Heat beat Bulls 118-96
  4. ^ Heat to sign Josh Richardson to a four-year, $42 million contract extension
  5. ^ 観客席にシューズを投げ込んだジョシュ・リチャードソンに罰金処分!!”. NBA Rakuten (2018年11月20日). 2020年5月4日閲覧。
  6. ^ Miami Heat at Golden State Warriors Box Score, February 10, 2019”. Basketball-Reference.com (2019年2月10日). 2020年5月4日閲覧。
  7. ^ ジョシュ・リチャードソンがハムストリング痛のため試合を途中退場”. NBA Rakuten (2019年11月28日). 2020年5月4日閲覧。
  8. ^ シクサーズに痛手、エンビードに加えてジョシュ・リチャードソンも2、3週間の離脱へ”. バスケットボールキング (2020年1月24日). 2020年5月4日閲覧。
  9. ^ Sixers injury update: Josh Richardson (concussion) out for Lakers game”. NBCスポーツ (2020年3月2日). 2020年5月4日閲覧。
  10. ^ Mavericks acquire Josh Richardson, but are 'not done yet', Nelson says”. National Basketball Association (November 18, 2020). November 19, 2020閲覧。
  11. ^ Celtics Acquire Josh Richardson from Mavericks”. National Basketball Association (July 31, 2021). July 31, 2021閲覧。
  12. ^ Celtics Acquire Derrick White From Spurs For Josh Richardson, First Round Pick”. RealGM (2022年2月10日). 2022年2月11日閲覧。
  13. ^ KU basketball’s Devonté Graham, Svi Mykhailiuk shipped out as NBA trade deadline passes”. sports.yahoo.com (2023年2月9日). 2023年2月10日閲覧。
  14. ^ HEAT SIGN JOSH RICHARDSON” (2023年7月2日). 2023年7月5日閲覧。

外部リンク

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