ジョシュ・オーシック
ジョシュア・マイケル・オーシック(Joshua Michael Osich, 英語発音: /ˈʤɑʃ ˈoʊsɪʧ/; 1988年9月3日 - )は、アメリカ合衆国アイダホ州ボイシ出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。MLBのシンシナティ・レッズ傘下所属。
シンシナティ・レッズ (マイナー) | |
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シカゴ・ホワイトソックス時代 (2019年6月4日) | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | アイダホ州ボイシ |
生年月日 | 1988年9月3日(36歳) |
身長 体重 |
6' 2" =約188 cm 230 lb =約104.3 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2011年 MLBドラフト6巡目 |
初出場 | 2015年7月3日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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経歴
編集プロ入り前
編集オレゴン州立大学時代はプロ入り後も同僚となるアンドリュー・スザックとバッテリーを組んでいた。2010年1月にトミー・ジョン手術を受けている[1]。6月に行われたMLBドラフト7巡目(全体234位)でロサンゼルス・エンゼルスから指名されたが、契約しなかった。
2011年はトレバー・バウアーを擁するUCLAを相手にノーヒットノーランの快挙を達成した[2]。
プロ入りとジャイアンツ時代
編集2011年6月のMLBドラフト6巡目(全体207位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名され、プロ入り。
2012年に傘下のA+級サンノゼ・ジャイアンツでプロデビュー。27試合(先発2試合)に登板して0勝2敗1セーブ、防御率3.62、34奪三振を記録した。
2013年はA+級サンノゼとAA級リッチモンド・フライングスクウォーレルズでプレーし、2球団合計で56試合に登板して5勝4敗15セーブ、防御率3.47、76奪三振を記録した。
2014年はAA級リッチモンドでプレーし、28試合に登板して1勝0敗、防御率3.78、27奪三振を記録した。
2015年はAA級リッチモンドで開幕を迎え、AAA級サクラメント・リバーキャッツを経て、7月3日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。同日のワシントン・ナショナルズ戦でメジャーデビュー。この初登板から7試合連続被安打なし、8試合連続無失点と好スタートを切った[3]。この年メジャーでは35試合に登板して2勝0敗、防御率2.20、27奪三振を記録した。
2016年は59試合に登板して1勝3敗、防御率4.71、25奪三振を記録した。
2017年は54試合に登板して3勝2敗、防御率6.23、43奪三振を記録した。
2018年は12試合に登板して防御率8.25、10奪三振を記録した。
ホワイトソックス時代
編集2019年2月19日にウェイバー公示を経てボルチモア・オリオールズへ移籍した[5]が、3月8日にドワイト・スミス・ジュニアの加入に伴ってDFAとなった[6]。3月11日に再びウェイバー公示を経てシカゴ・ホワイトソックスへ移籍した[7]。この年は57試合に登板して4勝0敗、防御率4.61、61奪三振を記録した。
レッドソックス時代
編集2019年10月31日にウェイバー公示を経てボストン・レッドソックスへ移籍した[8]。12月2日にノンテンダーFAとなった[9]が、4日に1年契約を結び直した[10]。
カブス時代
編集2020年8月31日に後日発表選手[注 1]とのトレードで、シカゴ・カブスへ移籍した[12]。9月30日にDFAとなり[13]、10月2日にマイナー契約となった[14]。その後、オフにFAとなった。
レッズ時代
編集2020年12月21日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結び、2021年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[15]。
2021年6月19日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[16]。7月28日にDFAとなった[17]。しかし、その2日後にいったんはFAとなるも同日中にマイナー契約で傘下のAAA級ルイビル・バッツに配属された。
投球スタイル
編集詳細情報
編集年度別投手成績
編集年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015 | SF | 35 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 11 | 1.000 | 120 | 28.2 | 24 | 4 | 8 | 0 | 0 | 27 | 2 | 0 | 12 | 7 | 2.20 | 1.12 |
2016 | 59 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 18 | .250 | 160 | 36.1 | 31 | 7 | 19 | 1 | 3 | 25 | 2 | 0 | 20 | 19 | 4.71 | 1.38 | |
2017 | 54 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 6 | .600 | 201 | 43.1 | 48 | 7 | 27 | 1 | 1 | 43 | 5 | 0 | 32 | 30 | 6.23 | 1.73 | |
2018 | 12 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | ---- | 61 | 12.0 | 20 | 2 | 7 | 0 | 2 | 10 | 3 | 0 | 11 | 11 | 8.25 | 2.25 | |
2019 | CWS | 57 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 2 | 1.000 | 272 | 67.2 | 62 | 15 | 15 | 1 | 0 | 61 | 3 | 0 | 38 | 35 | 4.66 | 1.14 |
2020 | BOS | 13 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | .500 | 70 | 15.2 | 16 | 6 | 5 | 0 | 1 | 20 | 0 | 0 | 10 | 10 | 5.74 | 1.34 |
CHC | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 16 | 2.2 | 5 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 | 6 | 3 | 10.13 | 1.88 | |
'20計 | 17 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | .500 | 86 | 18.1 | 21 | 6 | 5 | 0 | 2 | 24 | 0 | 0 | 16 | 13 | 6.38 | 1.42 | |
2021 | CIN | 17 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 3 | 1.000 | 60 | 14.1 | 15 | 4 | 5 | 0 | 0 | 9 | 0 | 0 | 9 | 8 | 5.02 | 1.40 |
MLB:7年 | 251 | 1 | 0 | 0 | 0 | 13 | 6 | 1 | 43 | .684 | 960 | 220.2 | 221 | 45 | 86 | 3 | 8 | 199 | 15 | 0 | 138 | 123 | 5.02 | 1.39 |
- 2021年度シーズン終了時
年度別守備成績
編集年 度 |
球 団 |
投手(P) | |||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2015 | SF | 35 | 1 | 2 | 1 | 0 | .750 |
2016 | 59 | 2 | 9 | 1 | 0 | .917 | |
2017 | 54 | 2 | 3 | 0 | 0 | 1.000 | |
2018 | 12 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1.000 | |
2019 | CWS | 57 | 7 | 7 | 0 | 0 | 1.000 |
MLB | 217 | 14 | 22 | 2 | 0 | .947 |
- 2019年度シーズン終了時
背番号
編集- 61(2015年 - 2018年)
- 64(2019年)
- 35(2020年 - 同年途中、2021年)
- 37(2020年途中 - 同年終了)
脚注
編集注釈
編集- ^ 2021年2月27日にザック・ブライアントと発表されている[11]。
出典
編集- ^ Jason Churchill (2010年1月24日). “Beavers' Osich undergoes Tommy John surgery” (英語). ESPN 2017年2月14日閲覧。
- ^ Lindsay Schnell (2011年4月30日). “Oregon State's Josh Osich throws no-hitter as No. 3 Beavers beat No. 24 UCLA 2-0 on road” (英語). The Oregonian 2017年2月14日閲覧。
- ^ 「2015年メジャーデビュー全254選手リスト」『月刊スラッガー』2016年3・4月合併号 日本スポーツ企画出版社 55頁
- ^ Steve Adams (2019年2月12日). “Giants Claim Jose Lopez, Designate Josh Osich For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年2月21日閲覧。
- ^ Joe Trezza (2019年2月19日). “Mountcastle tries 1B as O's preach versatility” (英語). MLB.com. 2019年2月21日閲覧。
- ^ Joe Trezza (2019年3月9日). “Orioles explore new ways to add depth” (英語). MLB.com. 2019年3月10日閲覧。
- ^ “White Sox's Josh Osich: Claimed by White Sox” (英語). CBS Sports (2019年3月11日). 2019年3月12日閲覧。
- ^ Ian Browne (2019年10月31日). “Red Sox promote Bush to pitching coach” (英語). MLB.com. 2019年11月6日閲覧。
- ^ Mark Feinsand (2019年12月3日). “These players just joined the free-agent pool” (英語). MLB.com. 2019年12月9日閲覧。
- ^ Ian Browne (2019年12月4日). “Red Sox re-sign non-tenders Hernández, Osich” (英語). MLB.com. 2019年12月5日閲覧。
- ^ TC Zencka (2021年2月27日). “Red Sox Acquire Zach Bryant From Cubs” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年2月28日閲覧。
- ^ “Cubs Acquire Josh Osich” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年9月1日閲覧。
- ^ “Cubs Select Josh Phegley, Designate Josh Osich” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年9月30日閲覧。
- ^ “Minor MLB Transactions: 10/3/20” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年10月4日閲覧。
- ^ Mark Sheldon (2020年12月21日). “Reds add 3 pitchers with invites to camp” (英語). MLB.com. 2021年1月11日閲覧。
- ^ Mark Polishuk (2021年6月19日). “Reds Move Mike Moustakas To 60-Day IL, Select Josh Osich” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年6月20日閲覧。
- ^ Steve Adams (2021年7月28日). “Reds Designate Josh Osich For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年7月29日閲覧。
- ^ 「サンフランシスコ・ジャイアンツ」『2016MLB選手名鑑全30球団コンプリートガイド』 日本スポーツ企画出版社 128頁
関連項目
編集外部リンク
編集- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Josh Osich stats MiLB.com
- Josh Osich (@Joshosich) - X(旧Twitter)
- Josh Osich (@josich22) - Instagram