ジユピターユートピア日本競走馬である。1936年春の農林省賞典障碍に優勝した。

ジユピターユートピア
1936年東京障碍優勝戦後と思われる
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 1931年
クラツクマンナン
ハイエンドロー
生国 日本の旗 日本
生産者 北海道ユートピア牧場
馬主 小林国威
調教師 大久保房松
競走成績
生涯成績 平地競走2勝
障害競走12戦7勝
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現在の日本競馬では認められていない10文字馬名の競走馬である[1]1934年秋の東京開催で初出走を行い、平地では2勝を挙げた。1936年1月の横浜競馬場特別開催から障害入りし、初戦で初勝利を挙げた。そして春の中山では初日の呼馬障碍を大差レコードで勝ち、1番人気で農林省賞典障碍に出走。2着のエマリーに大差をつけて優勝した。

その後も春の東京で優勝戦に勝つなど障害戦5連勝を達成した。秋は複数の開催に登録するものの結局中山のみに出走し、8日目の優勝戦で3頭立ての最下位に敗れた後は競走に出走していない。

競走成績(障害競走のみ)

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年月日 競馬場 競走名 頭数 人気 着順 騎手 斤量 距離(馬場) タイム 着差 1着馬/(2着馬) 斤量
1936 1.11 日本 障碍 14 3人 1着 後野 61 障2600 (良) 3:02.8 2馬身 (ヤマイチ) 58
3.14 京都 障碍 12 1人 5着 木村茂 62 障2800 (不) タマミヤチダケ 65
3.15 京都 障碍 3 2人 2着 木村茂 60 障3200 (重) 1/2馬身 プレテイークライム 61.5
3.28 中山 呼馬障碍 7 1人 1着 中口 62 障2900 (良) R3:21.6 大差 (ヘツド) 58
4.5 中山 農林省賞典障碍 5 1人 1着 中口 60 障4100 (良) R5:01.8 大差 (エマリー) 61
4.18 東京 障碍特ハン 9 2人 1着 中口 64 障2800 (良) 3:17.0 1.1/2馬身 (キングタカコマ) 57
5.3 東京 障碍優勝 5 1人 1着 中口 64 障3200 (良) 3:45.0 8馬身 (ホウカツミンドアー) 58
5.9 日本 障碍特ハン 8 2人 1着 中口 68 障2800 (良) 3:11.8 1.1/4馬身 (キンキオウゼキ) 55
5.24 日本 障碍優勝 5 1人 3着 中口 67 障3600 (不) 11.1/4馬身 キンキオウゼキ 62
10.11 中山 各新古馬障碍 10 1人 5着 木村茂 70 障2600 (良) ケイシユン 63
10.12 中山 各古馬障碍 (大障碍飛越) 4 1人 1着 中口 70 障2400 (良) 2:53.6 5馬身 (キクノハナ) 65
10.25 中山 各新古馬障碍優勝 3 2人 3着 中口 68 障3300 (良) 11馬身 メイギヨク 54

脚注

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  1. ^ 当時は9文字以下という馬名制限がなく、トライアンフプリンセスやフラツクスゼーフアーストなどさらに長い馬名も存在した。