ジャン・ポアズイユ
ジャン=ルイ=マリー・ポアズイユ(仏: Jean-Louis-Marie Poiseuille, 1797年4月22日 - 1869年12月26日)は、フランスの医師、物理学者・生理学者である。流体力学の分野で層流流れに関するハーゲン・ポアズイユ流れを導いたことで知られる。粘度のCGS単位系の粘度の単位ポアズはポアズイユの名に因んでいる。
ジャン=ルイ=マリー・ポアズイユ | |
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生誕 |
1797年4月22日 フランス共和国 パリ |
死没 |
1869年12月26日 (満72歳没) フランス帝国 パリ |
国籍 | フランス |
研究分野 | 物理学、生理学 |
出身校 | エコール・ポリテクニーク |
主な業績 | ハーゲン・ポアズイユ流れ、ポアズ |
プロジェクト:人物伝 |
パリで生まれた。エコール・ポリテクニークで物理学と数学を学んだ。円筒管内部を流れる、非圧縮性の粘性流体の層流流れについて1838年に実験し、1840年にハーゲン・ポアズイユ流れを、ゴットヒルフ・ハーゲンとは独立に導いた[1]。 これは生理学の分野では毛細管中の血液の流れなどの研究に役立つものである。
参考文献
編集- 禰津家久、冨永晃宏『水理学』朝倉書店、2006年。ISBN 4-254-26139-X。
- ^ 禰津・冨永『水理学』、p.123。