ジャンプ・ブルース
ジャンプ・ブルース(Jump blues)はブルースのサブ・ジャンルの一種。1940年代後半から、ルイ・ジョーダンらが演奏して流行した。アップテンポのブルースであり、ビッグ・バンド・ジャズに影響されている。速めのテンポでスウィングするリズムに特徴がある。
ジャンプ・ブルース Jump blues | |
---|---|
様式的起源 | ラグタイム、ブルース、ワーク・ソング、ジャグ・バンド、黒人霊歌 |
文化的起源 |
1940年代後半 アメリカ合衆国 |
使用楽器 | コルネット、サックス、トロンボーン、トランペット、ギター、ウッド・ベース、ベース、ドラム、ピアノなど |
融合ジャンル | |
ビバップ | |
関連項目 | |
本文参照 |
概要
編集1930年代末から1940年代初期にかけて成立した。ジャンプ・ブルース[1]は、1940年代後半のリズム・アンド・ブルースのルーツの一つであり、スウィングするリズムは、50年代半ばに誕生するロックンロールにも強い影響を与えた。ジャンプ・ブルースの代表的な曲にはルイ・ジョ-ダンの「サタデイナイト・フィッシュフライ」、ロイ・ブラウンの「グッド・ロッキン・トゥナイト」、ビッグ・ジェイ・マクニーリーの「ディーコンズ・ホップ」などがある[2]。
代表的なミュージシャン
編集- ルイ・ジョーダン
- キャブ・キャロウェイ[注 1]
- ワイノニー・ハリス[注 2]
- ロイ・ブラウン(歌手)[注 3]
- ロイ・ミルトン
- ラッキー・ミランダ
- ジミー・リギンズ(Jimmy)
- ジョー・リギンズ(Joe)
- トレニアーズ
- ルイ・プリマ
- 吾妻光良 & The Swinging Boppers(日本のジャンプ・ブルースバンド)
関連項目
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ https://www.allmusic.com/subgenre/jump-blues-ma0000002678
- ^ Considine, J. D.. “The missing link in the evolution of rock and roll JUMP BLUES”. Baltimoresun.com. 23 February 2021閲覧。