ジャパニーズ・ブレックファスト
アメリカ合衆国の一人バンド
ジャパニーズ・ブレックファスト(Japanese Breakfast)は、リトル・ビッグ・リーグ(英: Little Big League)のミシェル・ザウナーによるソロプロジェクト。
ジャパニーズ・ブレックファスト | |
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2022年 | |
基本情報 | |
出身地 | アメリカ合衆国 ユージーン (オレゴン州) |
ジャンル |
Experimental pop ローファイ minyo |
活動期間 | 2013年 - 現在 |
レーベル |
Yellow K デッド・オーシャンズ |
共同作業者 | リトル・ビッグ・リーグ(英: Little Big League) |
公式サイト |
michellezauner |
メンバー | ミシェル・ザウナー |
来歴
編集2013年、リトル・ビッグ・リーグのヴォーカルとして活動していたミシェル・ザウナーは、母親が癌と診断されたことを機にオレゴン州ユージーンへ帰郷する[1]。
2014年にリトル・ビッグ・リーグでアルバム『Tropical Jinx』をリリース後、ザウナー自身の創作意欲の高まりからソロプロジェクトを始める[2]。日系ではなく韓国系である(父はユダヤ系アメリカ人、母は韓国人)彼女がソロプロジェクト名にジャパニーズ・ブレックファストとつけたのは、外国の響きのある「ジャパニーズ」とアメリカ的な響きのある「ブレックファスト」の組み合わせが面白かったためとインタビューで答えている[3]。
2016年4月1日にジャパニーズ・ブレックファストのファーストアルバム『Psychopomp』をリリース[2]。『Psychopomp』は母親の死から多くのインスピレーションを受けて作られている。歌詞が暗く重いのとは裏腹に音質が明るいのは、感情のバランスをとろうとしたからではないかと彼女は考えている[2]。翌年のセカンドアルバム『Soft Sounds From Another Planet』では、少しずつ遠ざかっていく母親との時間と距離を縮めるために、SFと宇宙をテーマに選んだとされている[4]。2021年の『Jubilee』では、前2作と異なり喜びがテーマであるとインタビューで語った[5]。このアルバムは第64回グラミー賞にノミネートされた[6]。
エピソード
編集バンドメンバー
編集- ミシェル・ザウナー – リードボーカル、ギター
- デヴィン・クレイグ – ベース
- クレイグ・ヘンドリクス– ドラム、パーカッション
- ピーター・ブラッドリー – ギター
ディスコグラフィ
編集スタジオ・アルバム
編集- Psychopomp (2016)
- Soft Sounds From Another Planet (2017)
- Jubilee (2021)
サウンドトラック
編集コンピレーションアルバム
編集- June(2013)
出典
編集- ^ “Interview: Japanese Breakfast's Michelle Zauner on death and 'Psychopomp'”. AXS TV. 2929 Entertainment (September 15, 2016). December 25, 2016閲覧。
- ^ a b c “In the Rugged Country: Michelle Zauner of Japanese Breakfast tells Andy Hannah about the loss which brought her back to the Pacific Northwest.”. The Line of Best Fit (October 18, 2016). December 24, 2016閲覧。
- ^ “An Interview with Michelle Zauner, The One Big Boss Lady Who Is Japanese Breakfast”. Front Row Boston. WGBH (July 1, 2016). December 24, 2016閲覧。
- ^ “monchicon”. 清水祐也. 2023年11月21日閲覧。
- ^ a b “monchicon”. 2023年11月21日閲覧。
- ^ “2022 GRAMMYs Awards Show: Complete Winners & Nominations List | GRAMMY.com”. www.grammy.com. 2023年11月21日閲覧。
- ^ “yoi”. 集英社. 2023年11月21日閲覧。
- ^ “映画.com”. 2023年11月21日閲覧。