ジャック=アンリ・ラルティーグ
1894-1986, フランスの写真家
ジャック=アンリ・ラルティーグ(Jacques-Henri Lartigue, 1894年6月13日クールブヴォア - 1986年9月12日ニース)は、20世紀初頭のフランスのアマチュア写真家。画家としても活動した。
裕福な家庭に生まれる。子どもの頃に親から写真機を買い与えられて写真撮影に熱中する。
極めて個人的・プライベートな視点による日常の写真を数多く残した。一般には、1912年に撮影した「A.C.F.(フランス自動車クラブ)グランプリ・レース Grand Prix de l'A.C.F., Automobile Delage」が知られている。この写真はレースカーのタイヤと観衆が斜めに歪んでいる(動体歪)が、これはICAのスリットカメラで撮影した際に生じたローリングシャッター現象によるものである[1]。
フランス人写真家としては、アンリ・カルティエ=ブレッソンと並ぶ名声を得ているとの評価もある(下記外部サイトを参照)。
日本における展覧会
編集日本における文献
編集上記展覧会の展覧会図録のほか以下のものがある。
- 愛のまなざし ジャック=アンリ・ラルティーグ写真集(堀内花子訳、リブロポート、1994年)
- 子供のまなざし ジャック=アンリ・ラルティーグ写真集(堀内花子訳、リブロポート、1994年)
- 時のまなざし ジャック=アンリ・ラルティーグ写真集(堀内花子訳、リブロポート、1995年)