ジャスティン・アンダーソン (野球)
ジャスティン・チャールズ・アンダーソン(Justin Charles Anderson, 1992年9月28日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン出身のプロ野球選手(投手)。MLBのシカゴ・ホワイトソックス所属。右投左打。愛称はアンドゥー(Ando)[1]。
シカゴ・ホワイトソックス #60 | |
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基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | テキサス州ヒューストン |
生年月日 | 1992年9月28日(32歳) |
身長 体重 |
6' 3" =約190.5 cm 220 lb =約99.8 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2014年 MLBドラフト14巡目 |
初出場 | 2018年4月23日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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経歴
編集プロ入りとエンゼルス時代
編集2014年のMLBドラフト14巡目(全体419位)でロサンゼルス・エンゼルスから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・エンゼルスでプロデビュー。パイオニアリーグのルーキー級オレム・オウルズでもプレーし、2球団合計で13試合(先発7試合)に登板して1勝4敗、防御率8.07、19奪三振を記録した。
2015年はA級バーリントン・ビーズでプレーし、28試合(先発22試合)に登板して9勝9敗、防御率3.41、112奪三振を記録した。
2016年はA+級インランド・エンパイア・シックスティシクサーズでプレーし、28試合(先発27試合)に登板して8勝12敗、防御率5.70、107奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、メサ・ソーラーソックスに所属した。
2017年はA+級インランド・エンパイアとAA級モービル・ベイベアーズでプレーし、2球団合計で46試合に登板して3勝2敗2セーブ、防御率5.06、42奪三振を記録した。
2018年はAA級モービルで開幕を迎えた。AAA級ソルトレイク・ビーズを経て4月23日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[2]。同日、故郷ヒューストンのミニッツメイド・パークでのヒューストン・アストロズ戦でメジャーデビュー[3]。そのまま降格することなくブルペン陣の一員となり、この年メジャーでは57試合に登板して3勝3敗4セーブ、防御率4.07、67奪三振、22ホールドを記録した。
2019年は54登板で防御率5.55と前年より悪化した。47回でK/BBは1.88だった。
2020年7月にトミー・ジョン手術を受け、シーズンを全休した。オフの12月2日にノンテンダーFAとなった[4]。
レンジャーズ傘下時代
編集2021年1月13日にテキサス・レンジャーズと2年間のマイナー契約(1年間は前述の手術のリハビリ期間に充てる予定)を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[5]。このシーズンはルーキー級のアリゾナ・コンプレックスリーグ・レンジャーズと傘下AAA級ラウンドロック・エクスプレスでプレーした。
2022年はメジャーキャンプに招待されたが開幕ロースターには残れず、AAA級ラウンドロックで開幕を迎えた[6]。 オフにFAとなった。
ロイヤルズ傘下時代
編集2023年6月7日にカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結んだ。このシーズンはルーキー級のアリゾナ・コンプレックスリーグ・ロイヤルズと傘下AA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズと傘下AAA級オマハ・ストームチェイサーズの3階級でプレーした。オフにFAとなった。
ホワイトソックス時代
編集2023年11月21日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結んだ[7]。2024年4月12日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[8]。
選手としての特徴
編集スライダーとフォーシームという2球種のコンビネーションで組み立てる。他にツーシームとカーブも持つが、投げる割合は1%にも満たないようにかなり低い[9]。
詳細情報
編集年度別投手成績
編集年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2018 | LAA | 57 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 4 | 22 | .500 | 241 | 55.1 | 42 | 3 | 40 | 3 | 4 | 67 | 9 | 1 | 25 | 25 | 4.07 | 1.48 |
2019 | 54 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 13 | 1.000 | 217 | 47.0 | 42 | 6 | 32 | 0 | 1 | 60 | 4 | 0 | 32 | 29 | 5.55 | 1.57 | |
2024 | CWS | 56 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 1 | 5 | .333 | 242 | 53.1 | 48 | 5 | 32 | 1 | 3 | 57 | 1 | 0 | 29 | 26 | 4.39 | 1.50 |
MLB:3年 | 167 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 5 | 6 | 40 | .583 | 700 | 155.2 | 132 | 14 | 104 | 4 | 8 | 184 | 14 | 1 | 86 | 80 | 4.63 | 1.52 |
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
編集年 度 |
球 団 |
投手(P) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2018 | LAA | 57 | 5 | 6 | 1 | 1 | .917 |
2019 | 54 | 2 | 2 | 0 | 0 | 1.000 | |
2024 | CWS | 56 | 1 | 4 | 0 | 0 | 1.000 |
MLB | 167 | 8 | 12 | 1 | 1 | .952 |
- 2024年度シーズン終了時
背番号
編集- 38(2018年 - 2019年)
- 60(2024年 - )
脚注
編集- ^ “Angels' nicknames for Players' Weekend” (英語). MLB.com (2018年8月9日). 2018年12月29日閲覧。
- ^ Cody McCrary (2018年4月23日). “Former UTSA standout Justin Anderson called up by Angels” (英語). mysanantonio.com. 2018年12月29日閲覧。
- ^ “Los Angeles Angels at Houston Astros Box Score, April 23, 2018” (英語). Baseball-Reference.com. 2018年12月29日閲覧。
- ^ “Angels Non-Tender Hansel Robles, 4 Others” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年12月3日閲覧。
- ^ Brian McTaggart (2021年1月13日). “Rangers add catcher Butera, righty Anderson” (英語). MLB.com. 2021年1月14日閲覧。
- ^ “Rangers’ Justin Anderson: Won't crack Opening Day roster” (英語). CBS Sports (June 8, 2023). 2024年5月30日閲覧。
- ^ “White Sox's Justin Anderson: Gets minors deal from White Sox” (英語). CBS Sports (November 22, 2023). 2024年5月30日閲覧。
- ^ “White Sox Select Zach Remillard, Justin Anderson” (英語). MLB Trade Rumors (April 12, 2024). 2024年5月30日閲覧。
- ^ “Justin Anderson Pitching Stat Details”. Baseball Cube. 2018年12月29日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Justin Anderson stats MiLB.com
- Justin Anderson (@janderson_22) - X(旧Twitter)
- Justin Anderson (@janderson_22) - Instagram