シークレット・ロード
『シークレット・ロード』(原題: Boulevard)は、2014年のアメリカ映画。最後に全米公開されたロビン・ウィリアムズの主演作品である。
シークレット・ロード | |
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Boulevard | |
監督 | ディート・モンティエル |
脚本 | ダグラス・ソースビー |
製作 |
モニカ・アギーレ・ディエス・バローゾ ライアン・ベレンゾン ミア・チャン ジェフリー・ゲルバー |
出演者 | ロビン・ウィリアムズ |
音楽 |
ジミー・ホーン デヴィッド・ウィットマン |
撮影 | チョン・ジョンフン |
編集 | ジェイク・プシンスキー |
配給 | Starz |
公開 |
2015年6月10日 劇場未公開 |
上映時間 | 88分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $126,150[1] |
あらすじ
編集勤続26年目の銀行員ノーラン(ロビン・ウィリアムズ)は、妻ジョイ(キャシー・ベイカー)との関係も良好で、支店長への昇任の話も浮上している恵まれた男だ。年老いた父を施設に入れて介護しつつ、旧友の大学講師ウィンストン(ボブ・オデンカーク)と週に1度ランチを共にするなどして安定した日々を送っている。ある夜、自動車を運転していたノーランは、ダウンタウンの大通りで一人の若い男娼レオ(ロベルト・アギーレ)を轢きそうになる。こうしてレオと知り合ったノーランは、肉体関係を結ぶことは拒否したものの、やがてレオに特別な感情を抱くようになり、周囲に内緒で逢瀬を重ねていく。しかしレオにとっては、ノーランは会う度にお金をくれる「客」の域を出ない存在だった。
ある日、ノーランがレオとの食事を終えて自宅へ送り届けたところ、レオは男娼の元締めエディ(ジャイルズ・マッシー)から「客と会っていたなら儲けを寄こせ」といちゃもんを付けられ、ノーランの目の前で殴られる。ノーランは慌てて制止に入るも返り討ちに遭い、左目の下にあざが出来る。それは穏やかな人生を送ってきたノーランにとって、人生で初めて出来たあざであった。レオを取り巻く環境を危惧したノーランは、ウィンストンの恋人パティ(エレノア・ヘンドリックス)が経営するカフェでレオを働かせようとするが、レオは採用面接の約束をすっぽかしてしまう。レオの自宅を訪ねるも冷たくあしらわれたことで、ノーランはレオとはもう関わらないことを決意し、レオからかかってきた電話の着信も無視する。
しかし、ほどなくしてノーランの職場にレオが現れる。レオはエディから強要され、ノーランにお金をせびりに来たのだ。その場にエディが乱入して暴れたことで警察沙汰となり、ノーランは同僚らから怪訝な眼差しを送られるようになる。ノーランとレオの関係が周囲に発覚するのも時間の問題かと思われた。やがて昇進を左右する支局長夫妻との夕食会の日を迎えたノーランのもとに、救急病棟から一本の電話が入る。その内容とは「レオが薬物の過剰摂取で救急搬送された」というものだった。ノーランはジョイを一人きりで夕食会に向かわせる一方、自身は救急病棟に向かうが、そこにはもうレオの姿はなかった。結果として夕食会をすっぽかし、レオとも音信不通となったノーランは、ジョイに対してある決意を述べる。
キャスト
編集- ノーラン・マック:ロビン・ウィリアムズ
- ジョイ・マック:キャシー・ベイカー
- レオ:ロベルト・アギーレ
- ウィンストン:ボブ・オデンカーク
- パティ:エレノア・ヘンドリックス
- エディ:ジャイルズ・マッシー
スタッフ
編集出典
編集- ^ “Boulevard (2015)”. Box Office Mojo. 2015年7月13日閲覧。