シンフォニエッタ (プロコフィエフ)
シンフォニエッタ イ長調(英語:Sinfonietta in A major)は、ロシアの作曲家、セルゲイ・プロコフィエフが作曲した管弦楽曲である。
概要
編集プロコフィエフが『シンフォニエッタ イ長調』Op.5を作曲したのは1909年で、サンクトペテルブルク音楽院での指揮の師であるニコライ・チェレプニンに献呈された。その後、1914年に改訂され、さらに1929年にOp.5/48として最終改訂版が出版された。最終改訂版は1930年11月18日にコンスタンチン・サラジェフの指揮で初演された。[1]
特徴
編集『シンフォニエッタ』はその軽やかさや和声のねじれなどが、『古典交響曲』とよく似た特徴を示している。しかし『シンフォニエッタ』は演奏機会が少なく、プロコフィエフは「この2つの作品がこんなに違った運命をたどるのが理解できない」と不満を漏らしていた。
構造
編集5楽章から成り立っている。演奏時間は約25分。
- Allegro giocoso
- Andante
- Intermezzo: Vivace
- Scherzo: Allegro risoluto
- Allegro giocoso
編成
編集脚注
編集外部リンク
編集- シンフォニエッタの楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト