シング (企業)
かつて存在した日本のビデオゲーム開発会社
株式会社シング(英: CING INC.)は、かつて存在したコンピュータゲーム、携帯電話向けゲームコンテンツの企画・制作を行っていた日本の企業。
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
![]() 〒810-0073 福岡県福岡市中央区舞鶴2丁目1番10号 ORE福岡赤坂ビル8F |
設立 | 1999年4月22日 |
廃止 | 2010年3月1日(破産手続申請準備開始[1]) |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 家庭用ゲーム機器用ソフトウェアの企画・制作・携帯電話コンテンツの企画・制作・運用 |
代表者 | 代表取締役社長 宮川卓也 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 29名 |
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関係する人物 |
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外部リンク | 公式サイト - ウェイバックマシン(2010年2月23日アーカイブ分) |
概要
編集リバーヒルソフトで『殺人倶楽部』『琥珀色の遺言』などのゲームデザインを手がけた宮川卓也や、同じくシナリオを担当した鈴木理香らによって設立された。リバーヒルソフトの系譜をもっとも受け継いだデベロッパーとして、質の高いアドベンチャーゲームで一定の評価を得ていた[2]。
しかし、「王様物語」の開発が長引き開発費がかさんだことや、2009年後半に持ち込みの自社企画が相次いで不採用となるなど受注量が減少したことで経営が悪化[3]。2010年3月1日、破産手続申請の準備に入ったと報じられた[1]。
沿革
編集開発作品
編集プレイステーション2
編集ニンテンドーDS
編集- アナザーコード 2つの記憶 (任天堂)
- ウィッシュルーム 天使の記憶 (任天堂)
- ラストウィンドウ 真夜中の約束 (任天堂)
- かいてしゃべってはじめよう! モンスターファームDS(テクモ)
- モンスターファームDS2 甦る!マスターブリーダー伝説(テクモ)
- AGAIN FBI超心理捜査官 (テクモ)
Wii
編集- アナザーコード: R 記憶の扉 (任天堂)
- 王様物語 (マーベラスエンターテイメント)
脚注
編集- ^ a b c d データ・マックス (2010年3月5日). “ゲームソフト開発ほか(福岡)/(株)シング 破産手続申請準備中 負債総額 約2億5,600万円”. ネットアイビーニュース. 2011年5月12日閲覧。
- ^ データ・マックス (2010年3月24日). “倒産を追う (株)シング 表面化したゲーム業界の問題(1)”. ネットアイビーニュース. 2011年5月12日閲覧。
- ^ データ・マックス (2010年3月25日). “倒産を追う (株)シング 表面化したゲーム業界の問題(2)”. ネットアイビーニュース. 2011年5月12日閲覧。
- ^ 会社概要 - ウェイバックマシン(2010年2月28日アーカイブ分)
外部リンク
編集- 公式サイト - ウェイバックマシン(2010年2月23日アーカイブ分)
- シング - メディア芸術データベース