シルヴィウス・ブラボー
シルヴィウス・ブラボー(Silvius Brabo、または Salvius Brabo) は、ベルギーに伝わる伝説に登場するローマの戦士である。
スヘルデ川の川岸の城に住む巨人ドルオン・アンティゴーンは、城付近を通り過ぎる船に通行料を求め、それに応じない者に対しては、その手を切り落として河へ放り捨てた。しかし、ついにブラボーがアンティゴーンの息の根を止め、その手を切り落として河へ投げ捨てたという。現在のアントウェルペン市庁舎前には、この伝説を主題とする記念碑「ブラボーの噴水」がある。
アントウェルペンの街の名は、これに由来するという民間語源がある。アントウェルペン#名前の由来を参照されたい[1]。
脚注
編集関連項目
編集- アントワープの手 - アントウェルペン名物の手形のクッキー。