シュヴァルツブルク=ゾンダースハウゼン侯国
- シュヴァルツブルク=ゾンダースハウゼン侯国
- Fürstentum Schwarzburg-Sondershausen
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← 1697年 - 1918年 → (国旗) (国章)
ドイツ帝国内におけるシュヴァルツブルク=ゾンダースハウゼン侯国-
首都 ゾンダースハウゼン - 侯爵
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1697年 - 1716年 アントン・ギュンター 1909年 - 1918年 ギュンター・ヴィクトル - 変遷
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侯国に昇格 1697年 滅亡 1918年
シュヴァルツブルク=ゾンダースハウゼン侯国(独: Schwarzburg-Sondershausen)は、1599年から1918年までドイツ中部のテューリンゲン地方に存在した領邦国家である。
地理
編集ドイツ帝国のもとでテューリンゲン諸邦と総称された領邦群のうちのひとつである。首都はゾンダースハウゼン(現在はテューリンゲン州キフホイザー郡に属する)。
テューリンゲン地方は、歴史的経緯から各国が大小の飛地を有して入り組んでいた。ドイツ帝国時代のシュヴァルツブルク=ゾンダースハウゼン侯国は、大きく南北2つの領土に分かれており、首都ゾンダースハウゼンは北側に位置していた。南側の飛地には、アーンシュタット (de:Arnstadt) (イルム郡)などの都市があった。
歴史
編集1697年までは元首は伯爵 (Graf) を名乗っていたが、以降は侯 (Fürst) になった。その後、神聖ローマ帝国が解散すると、1807年にライン同盟、1815年にドイツ連邦、1866年には北ドイツ連邦に加盟し、1871年にはドイツ帝国の構成国となる。1909年、シュヴァルツブルク=ゾンダースハウゼン侯カール・ギュンターが嗣子なく死去し、侯国はシュヴァルツブルク=ルードルシュタット侯ギュンター・ヴィクトルが継承し、両侯国は同君連合となった。しかし、1918年ドイツ革命の影響により君主制が廃され、自由州となった。さらに1920年にはコーブルク自由州を除く他のテューリンゲン諸邦との合邦に参加し、テューリンゲン州の一部となった。
歴代領主
編集領主一覧
編集1697年までは伯、以後は侯[1]。
- 1583年 - 1586年 ヨハン・ギュンター1世
- 1586年 - 1642年 クリスティアン・ギュンター1世
- 1642年 - 1666年 アントン・ギュンター1世
- 1666年 - 1721年 クリスティアン・ヴィルヘルム
- 1721年 - 1740年 ギュンター43世
- 1740年 - 1758年 ハインリヒ35世
- 1758年 - 1794年 クリスティアン・ギュンター3世
- 1794年 - 1835年 ギュンター・フリードリヒ・カール1世
- 1835年 - 1880年 ギュンター・フリードリヒ・カール2世
- 1880年 - 1909年 カール・ギュンター
- 1909年 - 1918年 ギュンター・ヴィクトル
系図
編集ギュンター40世 シュヴァルツブルク伯 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ギュンター41世 シュヴァルツブルク伯 | ヨハン・ギュンター1世 ゾンダースハウゼン伯 | アルブレヒト7世 ルードルシュタット伯 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
クリスティアン・ギュンター1世 | シュヴァルツブルク=ルードルシュタット家 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
クリスティアン・ギュンター2世 アルンシュタット伯 | アントン・ギュンター1世 | ルートヴィヒ・ギュンター2世 エーベレーベン伯 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
クリスティアン・ヴィルヘルム | アントン・ギュンター2世 アルンシュタット侯 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
ギュンター43世 | ハインリヒ35世 | アウグスト1世 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
クリスティアン・ギュンター3世 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ギュンター・フリードリヒ・カール1世 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
ギュンター・フリードリヒ・カール2世 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
カール・ギュンター | ギュンター・ヴィクトル ルードルシュタット侯 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
脚注
編集- ^ 下津、p. 434
参考文献
編集- 下津清太郎『世界帝王系図集 増補版』近藤出版社、1987年。