シャンソニエ
シャンソニエ(chansonnier)は、シャンソンを聴かせるライブハウスを指す。本来フランス語では歌を作り歌う人を意味する単語が、日本では前記の意味になっている。
東京にあった「銀巴里」「日航ミュージック・サロン」「ベル・エポック」等がシャンソンの普及に大きな業績を残して閉店した後、名古屋の「カフェ・コンセール・エルム」が日本を代表するシャンソン・ライブ・ハウス(フランスでは「キャバレー」と呼ぶ)として注目されるようになった。
本来の意味=シンガー・ソング・ライターとしてフランスに於て知られる日本人アーティストとしてはSACEM(フランスの音楽著作権団体)からメダルを授与された加藤修滋(代表作:モネの庭、ラスト・リサイタル)とフランス公演を成功させた美輪明宏(代表作:ヨイトマケの唄)がいる。
参考文献
編集- 「日本シャンソン大名鑑」(スタイル社、1992年)
- 「月刊るたん」(シャンソンアカデミー)