シメジ属
シメジ属 (Lyophyllum) はシメジ科の属の一つ。ホンシメジなどの食菌が属する。従来はキシメジ科に置かれていたが、DNAの塩基配列に基づく系統解析の結果から、シメジ科に移された。
シメジ属 | ||||||||||||||||||
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ホンシメジ
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分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Lyophyllum P. Karst. 1881[1][2] | ||||||||||||||||||
タイプ種 | ||||||||||||||||||
L. leucophaeatum (P. Karst.) P. Karst. 1881[1] | ||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||
種 | ||||||||||||||||||
本文参照 |
特徴
編集腐生菌や菌根菌、アンモニア菌など生態は種によってさまざまである。共通する特徴としては、ひだが成熟しても白いということである。
ホンシメジやハタケシメジなど優秀な食菌が含まれる一方、オシロイシメジなどの毒菌も少なからず存在する。
主な種類
編集- ホンシメジ (Lyophyllum shimeji) - 「匂い松茸味シメジ」の言葉の通り非常に美味な食菌。イッポンシメジ属とはひだの色で区別できる。
- ハタケシメジ (L. decastes) - ホンシメジほどではないが美味なキノコ。菌根菌ではないので栽培も可能。ホンシメジに近縁。
- シャカシメジ (L. fumosum) - 釈迦の頭のように固まって生えるキノコ。菌根菌。食用。美味。
- オシロイシメジ (L. connatum) - 真っ白なキノコ。硫酸鉄をひだにつけるとスミレ色に変色する。毒。
- スミゾメシメジ (L. semitale) - ハタケシメジなどに似ているが傷つけると黒く変色。食用。
- タマニョウソシメジ (L. gibberosum) - 動物の尿がまかれた場所に発生。食不適。
- イバリシメジ (L. tylicolor) - 動物の尿がまかれた後に発生。食不適。
脚注
編集- ^ a b c d “Genus Lyophyllum”. MycoBank (2004-2011). 2011年10月29日閲覧。
- ^ a b “Record Details: Lyophyllum”. Index Fungorum (2008年). 2011年10月29日閲覧。