シベンゾリン
シベンゾリン(Cibenzoline、またはcifenline)はヴォーン・ウィリアムズ分類Ia群の抗不整脈薬の一つである。ナトリウムチャネルとカリウムチャネルを阻害する。商品名シベノール。静注剤と錠剤が販売されている。
IUPAC命名法による物質名 | |
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データベースID | |
CAS番号 | 53267-01-9 |
ATCコード | C01BG07 (WHO) |
PubChem | CID: 2747 |
ChemSpider | 2645 |
UNII | Z7489237QT |
KEGG | D03492 |
ChEMBL | CHEMBL87045 |
化学的データ | |
化学式 | C18H18N2 |
分子量 | 262.35 |
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効能・効果
編集禁忌
編集副作用
編集静注剤で重大とされている副作用は、
- 心室細動(< 0.1%)、心室頻拍(Torsades de Pointesを含む)(0.1~5%)、上室性不整脈(0.1~5%)、心不全(0.1~5%)、心原性ショック(<0.1%)、
- ショック(< 0.1%)、アナフィラキシー、
- 重篤な肝障害(ショック肝)(< 0.1%)、肝機能障害(AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP等の上昇)、黄疸、
- 顆粒球減少(< 0.1%)、白血球減少(< 0.1%)、貧血(< 0.1%)、血小板減少(< 0.1%)、
- 間質性肺炎
である[1]。(頻度未記載は頻度不明)
作用機序
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ナトリウムチャネルを遮断して心筋の活動電位の立ち上がりを遅くすると共に、カリウムチャネルを遮断して心筋の不応期を延長させる。
出典
編集- ^ a b “シベノール静注70mg 添付文書” (2016年4月). 2016年7月1日閲覧。
- ^ a b “シベノール錠50mg/シベノール錠100mg 添付文書” (2016年4月). 2016年7月1日閲覧。