シティ情報ふくおか
『シティ情報ふくおか』(シティじょうほうふくおか)は、福岡市を中心とした福岡都市圏のタウン情報誌である。また、株式会社シティ情報ふくおかは、福岡市中央区に本社を置き、同誌を発行する企業である。2005年11月25日より誌名を『シティ情報Fukuoka CLASS』に改名。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神3-15-24 4階 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 4290001025699 |
事業内容 | 雑誌、書籍などの編集制作及び販売 |
代表者 | 代表取締役社長 岡 義治 |
資本金 | 4,600万円 |
売上高 | 11億900万円(2020年3月期) |
従業員数 | 20名(2020年9月1日現在) |
決算期 | 3月 |
主要株主 | アプライド株式会社 |
外部リンク | https://www.fukuoka-navi.jp/ |
概要
編集1976年9月、福岡市を地盤とする印刷会社「秀巧社印刷」の子会社である「プランニング秀巧社」が月刊誌として創刊。全国のタウン情報誌の草分け的存在で、記事内容は福岡都市圏のグルメ情報やコンサート・映画・演劇などのイベント情報が中心のいわゆる「ぴあ型情報誌」として徐々に浸透。その後隔週で発行されて次第に部数を増やし、最盛期(1990年代後半〜)には公称25万部の発行部数を誇った。以前はテレビ番組表も掲載されていた。また、『クッキングパパ』作者の漫画家・うえやまとちが漫画家デビュー当時、連載漫画を掲載していた。
創刊当初は福岡都市圏の書店・駅売店が中心の販売だったが、その後、北九州市や久留米市などに販売網を拡大、九州全県と山口県の一部の書店・コンビニエンスストアで販売された。
福岡で活躍するアマチュアミュージシャンのライブ情報や、福岡ダイエーホークス(現:福岡ソフトバンクホークス)、アビスパ福岡の情報も取り上げ、福岡の若者文化のリーダー役として地域の情報を伝えてきた。
しかし、フリーペーパーやインターネットなどの新しい情報手段の普及や、角川書店が『九州ウォーカー』を創刊するなどで発行部数が激減。親会社の経営難も有り2005年6月末で一度休刊したが、同年11月25日に『シティ情報Fukuoka CLASS』として新たな形で発行を再開した。この中にフリーペーパー『シティ情報Fukuoka O オー!(シティじょうほうフクオカ オー!)』が同梱されており、これに関しては単体で福岡都市圏などでも配布されている。
発行元であったプランニング秀巧社は、2005年12月に会社分割により新会社「株式会社シティ情報ふくおか」を設立し、発行を引き継いだ後解散。2006年6月に福岡地方裁判所から特別清算の開始決定を受けている。
2007年3月30日、福岡市に本社を置くパソコンを中心とした家電量販店・アプライドが株式会社シティ情報ふくおかを買収。現在はアプライドグループの一員である。
その他
編集1980年、シティ情報ふくおかの表紙キャラクターであった「ふくおかおじさん」をキャラクターに起用した日清食品の袋麺(豚骨ラーメン)「くおーか」が九州限定で発売された。当時のシティ情報ふくおかの表紙そっくりのパッケージで「ふくおか」のロゴを「くおーか」に変えて、ふくおかおじさんがラーメンを食べているイラストであった。しかし、「くおーか」はハウス食品の「うまかっちゃん」の牙城を崩すことは出来ずに1983年に終売になった。
外部リンク
編集- シティ情報Fukuoka公式サイト
- シティ情報ふくおか (@CityjohoFukuoka) - X(旧Twitter)