シェイクスピア (1745年生)

1745年生のイギリスの競走馬

シェイクスピア (Shakespeare) は、18世紀中ごろに活躍したイギリス競走馬種牡馬である。大型で、どんな重さにも耐える強い馬であったと伝えられる。半兄にジャナス (Janus) 、ブランク (Blank)、オールドイングランド (Old England) がいる。

シェイクスピア
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 1745年
死没 1773年
ホブゴブリン
リトルハートリーメア
(異名)アモレット
生国 イギリスの旗 イギリス
生産者 ジョン・ダットン
馬主 トーマス・メレディス
競走成績
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経歴

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競走馬として1749年-1752年までの4年間走り、ギルフォードやリンカンのキングズプレートを獲得した。種牡馬としてはイギリス国内を転々とし、1-3ギニーで供用された。産駒のなかでとくに活躍した馬はいないが、4号族a分枝の祖となったチタニア (Titania) などのように、何頭かの牝馬が後世に血を残している。1763年にはサリー[1]で供用されているが、オケリーの厩務員[2]、この年エクリプス (Eclipse) の母スピレッタ (Spilletta) に交配されたという証言を残しており、エクリプスの本当の父は、シェイクスピアという説も弱いながら存在する。

血統表

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シェイクスピア血統ダーレイアラビアン系 / Darley Arabian3×3, Old Careless3×4) (血統表の出典)

Hobgoblin
青毛
父の父
Aleppo
1711 鹿
Darley Arabian
1700 鹿
不明
不明
Old Hautboy Mare Hautboy
不明
父の母
Wharton's Careless Mare
Old Careless
1692
Spanker
Barb Mare
不明 不明
不明

Little Hartley Mare
Amorett
1727
Bartlet's Childers
1716
Darley Arabian
1700 鹿
不明
不明
Betty Leedes Old Careless
Cream Cheeks
母の母
Flying Whigg
1715
William Arabian 不明
不明
Points St.Victor Barb
Grey Whynot F-No.15


脚注

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  1. ^ エクリプスの生誕地として最有力であるウィンザーはサリー州に隣接する
  2. ^ なお、エクリプスはオケリーではなく、カンバーランド公爵の生産馬であり、オケリーの厩務員が何者かは分かっていない

参考文献

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外部リンク

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