ザ・イースト
『ザ・イースト』(The East)は、ザル・バトマングリ監督による2013年のアメリカ合衆国・イギリス合作のスリラー映画。環境テロリスト集団に潜入した女性捜査官の葛藤を描く[4]。
ザ・イースト | |
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The East | |
監督 | ザル・バトマングリ |
脚本 |
ザル・バトマングリ ブリット・マーリング |
製作 |
リドリー・スコット マイケル・コスティガン ジョスリン・ヘイズ=シンプソン ブリット・マーリング |
製作総指揮 | トニー・スコット |
出演者 |
ブリット・マーリング アレクサンダー・スカルスガルド エレン・ペイジ パトリシア・クラークソン |
音楽 | ヘイリー・コーザリー |
撮影 | ローマン・ヴァシャノフ |
編集 |
アンドリュー・ワイスブラム ビル・パンコウ |
製作会社 | スコット・フリー・プロダクションズ |
配給 | フォックス・サーチライト・ピクチャーズ |
公開 |
2013年1月20日 (サンダンス映画祭) 2013年5月31日 2013年6月28日 2014年1月31日 |
上映時間 | 116分 |
製作国 |
アメリカ合衆国 イギリス |
言語 | 英語 |
製作費 | $6,500,000[1] |
興行収入 |
$2,401,510[2] $2,301,839[2] 1481万円[3] |
あらすじ
編集元FBI捜査官のジェーン(ブリット・マーリング)は、民間警備会社のヒラー・ブルードに勤めている。身分を偽って環境保護団体の「ザ・イースト」に潜入することになった彼女は、そこで指導者のベンジー(アレクサンダー・スカルスガルド)やイジー(エレン・ペイジ)と出会う。上司のシャロン(パトリシア・クラークソン)に「ザ・イースト」の動向を伝えつつも、ジェーンは少しずつ彼らの思想信条を理解しはじめる。
キャスト
編集※括弧内は日本語吹替
- サラ/ジェーン - ブリット・マーリング(小林さやか)
- 元FBI捜査官。現在は民間警備会社に勤めている。
- ベンジー - アレクサンダー・スカルスガルド(平田広明)
- 「ザ・イースト」のリーダー。リーダーに相応しいカリスマと知性を持つ。
- 「ザ・イースト」のメンバー。環境保護への思いが強い。
- 薬の副作用で脳障害を受ける。
- ルカ - シャイロ・フェルナンデス
- 「ザ・イースト」のメンバー。
- サンブス - オルディス・ホッジ
- シャロン - パトリシア・クラークソン(塩田朋子)
- ジェーンの上司。ジェーンに任務を依頼する。
- ティム - ジェイソン・リッター
- ジェーンの恋人。
- ペイジ・ウィリアムズ - ジュリア・オーモンド(相沢恵子)
- 製薬会社の副社長。
- <日本語版制作スタッフ>
発表
編集評価
編集『ザ・ガーディアン』のマーク・カーモードは本作を「『ミッション:インポッシブル』と『マーサ、あるいはマーシー・メイ』の融合」と評した[7]。
脚注
編集- ^ Yamato, Jen (January 21, 2013). “'The East': How Marling & Batmanglij's Dumpster-Diving Freegan Summer Inspired The Eco-Anarchist Sundance Thriller”. Movieline January 25, 2013閲覧。
- ^ a b “The East” (英語). Box Office Mojo. 2014年11月1日閲覧。
- ^ 「キネマ旬報」2015年3月下旬号 97頁
- ^ 『ザ・イースト』ロサンゼルス・タイムズ紙【2013年度 最も過小評価された映画1位】に - ライブドアニュース
- ^ テレビ東京版では「製作:ブロードメディア」と表記している。
- ^ Schillaci, Sophie (2013年1月26日). “Sundance 2013: The East's Alexander Skarsgard, Brit Marling on 'Emotional' Festival Premiere (Video)”. The Hollywood Reporter. 2014年9月9日閲覧。
- ^ Kermode, Mark (2013年6月30日). “The East – review”. The Guardian. 2014年9月9日閲覧。