サーリフ・ムハンマド
サーリフ・ムハンマド(Al-Ṣāliḥ Muḥammad、1411年 - ?)は、エジプトを支配したブルジー・マムルーク朝の第8代スルタン(在位:1421年 - 1422年)。
サーリフ・ムハンマド ناصر الدين محمد بن ططر | |
---|---|
ブルジー・マムルーク朝第8代スルターン | |
在位 | 1421年 - 1422年 |
出生 |
1411年 |
王朝 | ブルジー・マムルーク朝 |
生涯
編集第7代スルタン・ザーヒル・タタールの子。1421年に父が暗殺されたため、わずか11歳で即位する[1]。幼年のためにジャーニー・ベイが摂政として補佐したが、1422年にマムルークの支持を得たアシュラフ・バルスバーイによる反乱でジャーニー・ベイと共に地位を追われた[1]。
脚注
編集参考文献
編集- 大原与一郎 『エジプト マムルーク王朝』 近藤出版社、1976年