サーギャラハッドSir Gallahad III1920年 - 1949年)はフランス競走馬である。アメリカ合衆国種牡馬として成功した。全弟にブルドッグ、半弟にアドラミラルドレイクwikidata、ベルアセル、ボワルセルがいる。

サーギャラハッド
リンカンシャーH優勝時(1924年3月26日、ドンカスター)。鞍上はF・オニール英語版
欧字表記 Sir Gallahad III
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 1920年
死没 1949年
テディ
プラッキーリエージュ
生国 フランスの旗 フランス共和国
生産者 J・D・コーン英語版
馬主 J・D・コーン
調教師 Robert Denman
競走成績
生涯成績 25戦12勝
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概要

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馬名はアーサー王円卓の騎士のひとり「ガラハッド」に由来する。

現役時代は2歳から4歳まで、おもにフランスの競走に出走した。プール・デッセ・デ・プーランジャックルマロワ賞での優勝経験があるほか、ロワイヤルオーク賞での2着がある。4歳時にはイギリスに遠征し、リンカンシャーハンデキャップ英語版に勝っている。

競走馬引退後は種牡馬となった。まずフランスで供用され、のちにアーサー・ハンコックが12万5000ドルでアメリカに輸入し、以後クレイボーンファームで供用された。三冠馬ギャラントフォックスを初め65頭のステークスウィナーを送り出し、北米リーディングサイアーを4回、同チャンピオンブルードメアサイアー12回も獲得した。

1949年に死亡、遺骸は繋養されていたクレイボーンファームに埋葬された。

血統表

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Sir Gallahad血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 テディ系
[§ 2]

Teddy
1913 鹿毛 フランス
父の父
Ajax
1901 鹿毛 フランス
Flying Fox Orme
Vampire
Amie Clamart
Alice
父の母
Rondeau
1900 鹿毛 イギリス
Bay Ronald Hampton
Black Duchess
Doremi Bend Or
Lady Emily

Plucky Liege
1912 鹿毛 イギリス
Spearmint
1903 鹿毛 イギリス
Carbine Musket
Mersey
Maid of The Mint Minting英語版
Warble
母の母
Concertina
1896 鹿毛 イギリス
St. Simon Galopin
St. Angela
Comic Song Petrarch英語版
Frivolity
母系(F-No.) 16号族(FN:16-a) [§ 3]
5代内の近親交配 Angelica-St. Simon 5×3=15.63%、Galopin 4×5=9.38%、 Lord Clifden 5×5=6.25%、Macaroni英語版 5×5=6.25% [§ 4]
出典
  1. ^ JBISサーチ[1]netkeiba.com[2]
  2. ^ netkeiba.com[2]
  3. ^ JBISサーチ[1]、netkeiba.com[2]
  4. ^ netkeiba.com[2]

出典

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  1. ^ a b 5代血統表|血統情報|Sir Gallahad(FR)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年9月10日閲覧。
  2. ^ a b c d Sir Gallahadの血統表 | 競走馬データ”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2023年9月10日閲覧。

外部リンク

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