サン・ニコラウ島
サン・ニコラウ島 (São Nicolau)は、カーボベルデ、バルラヴェント諸島の島。サンタ・ルシア島とサル島の間にある。人口は12,864人。経済は農業・漁業・観光からなる。人口のほとんどが都市でなく田舎で暮らす。
サン・ニコラウ島 Ilha de São Nicolau | |
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サン・ニコラウ島 | |
所在地 | カーボベルデ |
所在海域 | 大西洋 |
面積 | 388 km² |
最高標高 | 1340 m |
プロジェクト 地形 |
地理
編集山がちな島で、大半が農業に従事しているが、干ばつに左右される。平野と丘陵が海岸部と内陸部分を占める。島の東部を半島が占める。最高地点は、ゴルド山の1,312メートル。他に中央のビサウ山と東のアルベルト山がある。
歴史
編集16世紀に初めて定住が試みられた。中心の町リベイラ・ブラヴァは長くカーボベルデ司教座があったため知られている。港湾の町タラファル・デ・サン・ニコラウがある。1940年代に島全土を襲った飢饉のために、主としてサントーメ・プリンシペへの出移民が進んだ。
行政
編集サン・ニコラウは2つの基礎自治体に分けられる。リベイラ・ブラヴァとタラファル・デ・サン・ニコラウである。
教区
編集基礎自治体は正式にはサン・ジョアン・バプティスタ教区とサント・アンドレ教区が含まれている。今日行政が試行されているのは1つのみである。西部を占めるタラファル・デ・サン・ニコラウは、島の他地域が自前の基礎自治体をつくったことから分けられた。