サンハジャ語
サンハジャ語は、ベルベル語の一種で、北部ベルベル諸語に属す言語である。ゼナタ諸語に属する説とアトラス諸語に属する説がある[2]。ゼナタ諸語に属する場合、さらにムザブ・ワルグラ諸語に属する説[3]とリーフ諸語に属する説がある[4]。モロッコのリーフ地方南部で話されている。近隣のリーフ語に大きな影響を与えた。小サンハジャ(ケタマ)というサンハジャ語とリーフ語との違いが明瞭ではない地域がリーフ地方に小さいながら存在する。
サンハジャ語 | |
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話される国 | モロッコ |
地域 | リーフ地方 |
話者数 | 4万人(2011年)[1] |
言語系統 | |
言語コード | |
ISO 639-3 |
sjs |
消滅危険度評価 | |
Critically endangered (Moseley 2010) |
参照
編集参考文献
編集- Peter Behnstedt, "La frontera entre el bereber y el árabe en el Rif", Estudios de dialectología norteafricana y andalusí vol. 6, 2002.
- Esteban Ibañez, Diccionario español-senhayi (dialecto beraber de Senhaya de Srair), 1959.
- A. Renisio, Études sur les dialectes berbères des Beni Iznassen, du Rif et des Senhaja de Sraïr. Grammaire, textes et lexique. PIHEM, vol. 12. Paris 1932.