サンデー&マガジン WHITE COMIC

サンデー&マガジン WHITE COMIC』(サンデーアンドマガジン ホワイト コミック)は、2009年10月15日コナミデジタルエンタテインメントより発売されたニンテンドーDS用ゲームである。

サンデー&マガジン WHITE COMIC
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 ニンテンドーDS
開発元 ウィンキーソフト
発売元 コナミデジタルエンタテインメント
人数 1人
メディア DSカード
発売日 2009年10月15日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
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概要

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コナミから発売された「週刊少年サンデー」と「週刊少年マガジン」の創刊50周年記念ゲーム第3弾であり、両誌合わせて98作品から歴代のキャラクターが登場するクロスオーバー作品である。

ストーリー

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ある日、少年は不思議な事件に巻き込まれる。少年の父親が突然目の前から謎の異空間へとさらわれてしまったのだ。

呆然とする少年の前に現れたのは、2人のマンガキャラクター、金田一一江戸川コナンだった。

少年は2人から「マンガ界」の現状と、父親がそこに捕らわれていることを知らされる。少年は父親を救うため、2人から託された「ホワイトコミック」を手に、マンガ界へと乗り込んでいく。

登場キャラクター

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主要人物

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遠山 ケント(とおやま ケント)
主人公の1人。思い込んだらまっしぐらの熱血少年。マガジン系が好み。
桜井 ヒカル(さくらい ヒカル)
主人公の1人。頭脳戦を得意とするクールな少年。サンデー系が好み。
石動 ホノカ(いするぎ ホノカ)
幼馴染の少女。明るくて世話好き。主人公のことを気にかけている。
ナオキ
主人公の父親で、有名な漫画家。男手一つで主人公を育てた。家事が苦手。姓はプレイヤーが設定したものになる。
刑部 セイジ(おさかべ セイジ)
敵か味方かは判明していない、謎の人物。父の描いたマンガに登場する主人公。

「MS団」は「マンガの力で、世界を変える団」という意味を持っている。彼らが使用するのはキャラクターの「コピー」であり、写真撮影によって技を盗んでいるらしい。

アイキュー
知恵のエリアである、「晴天英知町」のエリアマスター。白衣に眼鏡をかけており、ラジコンのようなメカを連れている。非常に頭が良く、周りの人物全員がバカに見えるタイプ。戦いでは、相手の精神力を減らす技を多用してくる。
ラヴビー
友情のエリアである、「友引紫陽花町」のエリアマスター。髪は水色のロングヘアで、左手にバットを持っている。ガチムチロシア語版系のファイターが好きである。彼女の持つ友情の概念は一般の概念とは大分変わっている。第二章では仲間になるキャラが少ないためか、他のエリアのキャラを多く入れている。戦いでは、相手の能力を下げる技をよく使う。
コン・J
努力のエリアである、「赤心精進町」のエリアマスター。戦隊ヒーローのような格好をしている。あらゆる物事において暑苦しいことを叫ぶ。主人公の事を「終生の強敵と書いて、とも!」と呼ぶ。使ってくるキャラも、各作品のライバルキャラが多いのが特徴。戦いでは、自分の能力を上げる技を使い、一気に攻めてくる。
ゲラー
笑いのエリアである、「浅黄笑中町」のエリアマスター。太った道化師のような人物。人を笑わせる事が生き甲斐。いつも薄ら笑いを浮かべている。このエリアマスターだけ何故か体力を回復するキャラを使ってこない。
メルシィ
愛のエリアである、「桃源愛町」のエリアマスター。金髪ツインテールの幼女のような姿をしている。彼女の慈愛の要素は限りなく薄い。その外見らしく、ファンタジーな技を使うキャラが多い。負けた時は、たとえ建物の中であろうと馬車を呼び寄せて退場する。
ブライ
勇気のエリアである、「緑地勇山町」のエリアマスター。スキンヘッドの軍人のような大男。バズーカ砲を背負っている。一人称は「拙者」。勇気こそが最上の価値観だと信じている。しかしその為には、あらゆる手段を選ばない。炎系の技を使うキャラが多い。
マンガ王
MS団のボス。仮面の男。6人のエリアマスターを従え、マンガ界を支配している。ホワイトコミックの力を使い、現実世界を支配しようとしている。主人公の父親をさらった張本人。
元々は主人公の父の描いたマンガに登場するザークという敵役で、ホワイトコミックが発動した際の負の波動を浴びて、肥大化した野心と共にマンガ王となった。
MS団員
MS団の下っ端。他にも、相手の精神力を下げてくる「レディ」、高い素早さを活かして相手の攻撃力を下げる「リトル」、自分の防御力を上げる「ビッグ」、宝箱に潜んでいる「部隊長」も存在する。

マンガ界

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漫画のキャラクターが暮らす世界。中央区を中心とし、円形状に6つのエリアに分かれている。

晴天英知町
第一章の舞台。桜が特徴な春を思わせる町。体力や精神力を回復出来るひなた荘やアイテムの売買が出来る厄珍堂がある。しかし、アイキューのいたずらで、町のあちこちになぞなぞを書いたゲートが設置されている。
友引紫陽花町
第二章の舞台。野球場や食堂がある、通学路のような町。「王泉高校」という学校があるが、MS団に占拠されている。
赤心精進町
第三章の舞台。夕日に照らされた中華風の町並みが特徴。格闘技が盛んで、道場やジムが多い。険しい山の頂上には道場がある。
浅黄笑中町
第四章の舞台。夜の町であり、サーカスも行われている。厄珍堂の支店がある。ここではある重大な事件が発生する。
桃源愛町
第五章の舞台。メルヘンチックな町であり、「水の町」と呼ばれている。スポーツはサッカーが盛んで、料理大会も行われている。湖の真ん中に城があるが、MS団の基地らしく普通には入れない。
緑地勇山町
第六章の舞台。工業地帯であり、音楽も重苦しい。ここにも厄珍堂の支店がある。
欲望の塔
第七章の舞台。MS団の本拠地であり、本作のラストダンジョン。内部はワープが多い迷路のような構成になっている。途中では、今まで戦ったエリアマスター達と再び戦う(以前に比べ強化されている)。最上部ではマンガ王が待ち構えている。

登場作品

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週刊少年サンデー

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週刊少年マガジン

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脚注

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関連項目

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