サンダープロレスリング列伝

サンダープロレスリング列伝』は、1992年3月27日ヒューマン株式会社より発売されたメガドライブ用ソフト。

サンダープロレスリング列伝
ジャンル プロレスゲーム
対応機種 メガドライブ
開発元 ヒューマン
発売元 ヒューマン
デザイナー ZIGGY SANO
きたむらただあき
プログラマー いといまさし
Y.KATSUMATA
音楽 さいとうたけし
美術 小杉和則
江南直緒
H.SANO
畑朗宏
小滝佳治
シリーズ ファイヤープロレスリングシリーズ
人数 1 - 2人(同時プレイ)
メディア 4メガビットロムカセット[1]
発売日 日本 199203271992年3月27日
その他 型式:T-43013
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概要

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PCエンジンで発売されシリーズ化されていた『ファイヤープロレスリング』シリーズ初のメガドライブ用ソフトとして発売された。

基本的なシステムはPCエンジン版と同様だが、登場レスラーは一新され、またゲージを溜めないと大技が出せない、試合後に入場テーマ曲が流れるなどの新たなシステムが一部で導入されている。

「ワールドチャンピオンシップ」以外のモードでは、シングル・タッグマッチ、試合時間、試合数、ランバージャック、ノーロープブレイクなどのルール設定が可能となっている。

ゲーム内容

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モード

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  • ワールドチャンピオンシップ
  • エキサイティング
  • イリミネーション
  • ハンディキャップ

登場レスラー

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名前 ニックネーム 生年月日 身長 体重 出身国 必殺技 モデルレスラー
グレート花形 燃えるエース 1948年6月22日 190cm 102kg 日本 延髄斬り アントニオ猪木
エンペラー健 リングの皇帝 1952年7月14日 184cm 120kg 日本 サソリ固め 長州力
ミスター横綱 相撲戦士 1951年3月22日 189cm 125kg 日本 パワーボム 天龍源一郎
マスクド・ヘル 地獄からの使者 1968年2月14日 170cm 95kg 不明 シューティングスタープレス 獣神サンダー・ライガー
ストーム大介 突撃小僧 1966年9月1日 186cm 110kg 日本 パワースラム 佐々木健介
バスター龍牙 シューティングマシーン 1959年7月24日 195cm 115kg 日本 大車輪キック 前田日明
セニョール・キング マットの王様 1948年11月5日 196cm 127kg イタリア バックドロップホールド ジャンボ鶴田
マスクド・タイフーン 台風仮面 1964年5月5日 196cm 104kg 日本 タイフーンスープレックス スーパー・ストロング・マシン
ビクトリー・ジャンキー 勝利への欲望 1948年8月6日 200cm 141kg アメリカ ラリアート スタン・ハンセン
ラルフ・パンサー スーパースター 1953年12月24日 201cm 145kg アメリカ ラルフボンバー ハルク・ホーガン
張秀明 ハンマーヘッド 1960年2月29日 207cm 182kg 韓国 ダイビング・ヘッドバット クラッシャー・バンバン・ビガロ
スター・ボンバー 彗星爆弾 1962年10月10日 205cm 180kg アメリカ ジャンピングボディプレス ビッグバン・ベイダー

スタッフ

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  • ゲーム・デザイン:ZIGGY SANO、(MR.K) KITAMURA(きたむらただあき)
  • レスラー・デザイン:小杉和則、MSX BANCHO (NAO)(江南直緒)、H.SANO
  • インフォメーション・グラフィックス:HATA-P(畑朗宏)、Y.KOTAKI TYPE-M(小滝佳治)
  • タイトル・デザイン:林真佐秋
  • プログラム:いといまさし、BANDIT KATSUMATA
  • 音楽:さいとうたけし、GARHEU
  • サウンド・エフェクト:庭山博也
  • オリジナル・ゲーム・デザイン:増田雅人
  • スペシャル・サンクス:飯田和憲、小野崎武、吉村祐一、伊藤剛史、S.KIUCHI

評価

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評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通18/40点[2]
メガドライブFAN15.96/30点[1]
プロレススーパーゲーム列伝否定的[3]
メガドライブ大全否定的[4]
  • ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計18点(満40点)になっている[2]
  • メガドライブFAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、15.96点(満30点)となっている[1]
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 3.10 2.49 2.33 2.98 2.49 2.57 15.96
  • ゲーム本『プロレススーパーゲーム列伝』(2001年ソニー・マガジンズ)では、「(登場レスラーが『ファイプロ』と異なる事に関し)当時『ファイプロ』の登場を今や遅しと待ち焦がれていたメガドライバーたちの失意は深かった」、「本作には必殺技の連発に制限をかけるゲージが採用されていたり、シリーズで初めて場外ダイブ技が立っている相手に当たるようになっていたりする。でもどちらかというと、意欲的というよりは実験場にされたイメージ」と評している[3]
  • ゲーム本『メガドライブ大全』(2004年太田出版)では、「フォーマットこそ『ファイプロ』だが、手触りとしては違和感アリアリ。画面下に表示される必殺技ゲージによって、あの独特の“斜めリング”の美観が損なわれている。そして登場する選手といえば『セニョール・キング』『ミスター横綱』『マスクド・ヘル』といった名前もビジュアルも胡散臭い野郎ばかり。(中略)『類似品に注意』っていう一文、どこですか?」と評している[4]

脚注

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  1. ^ a b c 「7月号特別付録 メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」『メガドライブFAN』第5巻第7号、徳間書店、1993年7月15日、70頁。 
  2. ^ a b サンダープロレスリング列伝 [メガドライブ]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2015年2月22日閲覧。
  3. ^ a b 馬波レイ、大地将「'92年 サンダープロレスリング列伝」『プロレススーパーゲーム列伝』ソニー・マガジンズ、2001年10月30日、40頁。ISBN 9784789717601 
  4. ^ a b 「Chapter 05 1992年」『メガドライブ大全(企画・編集:CONTINUE)』太田出版、2004年9月29日、116頁。ISBN 9784872338805 

外部リンク

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