サンクトペテルブルク国際経済フォーラム
サンクトペテルブルク国際経済フォーラム(サンクトペテルブルクこくさいけいざけいざいフォーラム、英語: St. Petersburg International Economic Forum 、略称:SPIEF=スピーフ、ロシア語: ВЭФ =ヴェフ)はロシアのビジネスに関する国際経済会議で、1997年から毎年サンクトペテルブルクで行われてきて、2005年からはロシア連邦大統領の庇護の下になっている。
概要
編集サンクトペテルブルク国際経済フォーラムは1997年からロシアでのビジネス、特にロシアへの投資を促す目的で、ロシア第二の都会であるサンクトペテルブルクで開かれてきた。
2005年からはウラジーミル・プーチン大統領も出席して、より国際的なフォーラムになっている。日本の安倍晋三首相も出席している[1]。
2007年には「世界経済フォーラム」とのパートナーシップを発表している。この年ごろ以来、ロシア貯蓄銀行がこのフォーラムの最大スポンサーになっている。
このフォーラムの開催場所は、はサンクトペテルブルクのタヴリーダ宮殿であったが、2006年からは大ネヴァ川向かいのヴァシリエフスキー島(Vasilyevsky Island)にあるレネクスポ展示センター(Lenexpo Exhibition Center)へ移った。しかし2016年からは、新しくプルコヴォ国際空港に建てられたエキスポ・フォーラム(Expoforum)で開催されている。
東方経済フォーラムはロシア連邦政府のロシア国会議協会(Roscongress)が主催していて、この協会が開催する国際会議にはこの他に「東方経済フォーラム」などがある。
2022年
編集2022年6月17日、ロシアによるウクライナ侵攻後、初のフォーラムが開催されたが、欧州各国からの出席者は姿を消す一方、前年にアフガニスタンを再掌握したタリバーンが代表団を派遣した。首脳級ではプーチン大統領のほか、カザフスタンのトカエフ大統領が出席。エジプトのシシ大統領はオンライン形式で参加した[2]。
参照項目
編集脚注
編集- ^ サンクトペテルブルク国際経済フォーラム安倍総理スピーチ (日本外務省)
- ^ “ウクライナのEU加盟、欧州委が支持へ メディア報道”. 産経新聞 (2022年6月17日). 2022年6月27日閲覧。