サルーム川(サルームがわ、Saloum)は、セネガルを流れる全長250Kmの河川である。著しい乾燥気候のため塩分濃度は海洋部よりも高く、中流部のカオラック周辺では製塩事業が盛んである。
カオラック、フンジュンを経て、概ね西方向に流れており、シヌ川などとともにデルタ地帯(サルーム・デルタ)を形成し、大西洋に注いでいる。
フンジュン以西のデルタ地域はマングローブの繁殖地で、野鳥が多く見られ、サルーム・デルタ国立公園となっている。
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