サメハダホシムシ綱

星口動物門の綱の一つ

サメハダホシムシ綱(サメハダホシムシこう、Phascolosomatidea)は、星口動物を構成する2つののうちの1つ。もう1つの綱であるスジホシムシ綱では触手が口の周りを囲むように配列するのに対し、サメハダホシムシ綱の触手は口の背側だけにある[1]

サメハダホシムシ綱
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
亜界 : 真正後生動物亜界 Eumetazoa
階級なし : 旧口動物Protostomia
上門 : 冠輪動物上門 Lophotrochozoa
: 星口動物Sipuncula
: サメハダホシムシ綱 Phascolosomatidea
学名
Phascolosomatidea
E. Cutler & Gibbs, 1985

陥入吻の表面には輪状に並ぶ鉤があることが多い[1]。スジホシムシ綱には腎管を1つしか持たない分類群もあるのに対して、サメハダホシムシ綱はすべて1対2本の腎管を持つ[1]

分類

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2つのに分類され、どちらの目もただ1つの科からなる。タテホシムシ科は、体表の一部が硬くなった盾状部を持つことが特徴で、サメハダホシムシ科は盾状部を欠く[1]

参考文献

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  1. ^ a b c d Brusca, RC; Brusca, GJ (2003). Invertebrates (2nd ed ed.). Sinauer Associates, Inc.. p. 447. ISBN 9780878930975