サマッカリヌプリは、北海道川上郡弟子屈町網走郡津別町の2町にまたがる標高974.3mの山である。山頂には二等三角点「様狩山」が設置されている[1]

サマッカリヌプリ
摩周湖第一展望台よりサマッカリヌプリ(中央)
手前はオプタテシケヌプリ
標高 974.3 m
所在地 日本の旗 日本 北海道
川上郡弟子屈町
網走郡津別町
位置 北緯43度35分17秒 東経144度13分06秒 / 北緯43.58806度 東経144.21833度 / 43.58806; 144.21833 (サマッカリヌプリ)座標: 北緯43度35分17秒 東経144度13分06秒 / 北緯43.58806度 東経144.21833度 / 43.58806; 144.21833 (サマッカリヌプリ)
山系 屈斜路湖外輪山
サマッカリヌプリの位置(北海道内)
サマッカリヌプリ
サマッカリヌプリ (北海道)
サマッカリヌプリの位置(日本内)
サマッカリヌプリ
サマッカリヌプリ (日本)
プロジェクト 山
テンプレートを表示

概要

編集

屈斜路湖を囲む屈斜路カルデラの山で、標高は藻琴山に次いで2番目に高い。

山名はアイヌ語の「サマ・チ・カリ・ヌプリ(傍・我々・廻る・山:急坂で通れず回り道したところ)」に由来する[2]

登山

編集

以前は登山道が存在せず笹薮に埋もれるため残雪期に限られていたが、2024年10月に津別峠から美幌峠を経由して藻琴山まで繋がる「屈斜路カルデラトレイル(略称:KCT)」が開通したためサマッカリヌプリへの登頂はかなり容易になった[3]。KCTは冬季閉鎖する。

脚注

編集
  1. ^ 基準点成果等閲覧サービス”. sokuseikagis1.gsi.go.jp. 2025年1月9日閲覧。
  2. ^ 『弟子屈町史』弟子屈町史編さん委員会、1981年。 
  3. ^ 屈斜路カルデラトレイル | 美幌町”. www.town.bihoro.hokkaido.jp. 2025年1月9日閲覧。