サイレントネーム

日本生産、フランス・アメリカ調教の競走馬

サイレントネーム (Silent Name) は、日本で生まれフランスアメリカで調教を受けた競走馬である。

サイレントネーム
ヴェルテメール兄弟の勝負服
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2002年2月6日
サンデーサイレンス
ダンジグアウェー
母の父 デインヒル
生国 日本の旗 日本
生産者 ヴェルテメール兄弟[1]
馬主 ヴェルテメール兄弟
→ストロナックステーブル
&ヴェルテメール兄弟
調教師 クリスティアーヌ・ヘッド(フランス)
→ゲーリー・マンデラ(アメリカ)
→ロバート・フランケル(アメリカ)
競走成績
生涯成績 23戦6勝
獲得賞金 66万3428ドル
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父はサンデーサイレンス。母ダンジグアウェーはフランスで競走生活を送り15戦4勝、おもな勝ち鞍にG3パース賞がある。

経歴

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フランスのヴェルテメール兄弟により繁殖牝馬として日本の白老ファームに預託された母ダンジグアウェーとサンデーサイレンスとの交配で2002年2月6日に誕生した。当歳時にフランスに輸出され、2004年9月にデビュー。2005年までフランスで走り、準重賞2勝のほかパン賞 (G3)3着、フォレ賞 (G1)4着など10戦3勝の成績を残した。

2006年よりアメリカに移籍。この年初戦のアローワンスを勝ち、続くアルカディアハンデキャップ (G2)で重賞初勝利を挙げた。その後は5戦連続でG1に出走したが、シューメーカーブリーダーズカップマイルとエディーリードハンデキャップの3着が最高着順で、ブリーダーズカップ・マイルでは6着だった。

当初は2006年限りでの引退が予定されていたが、2007年も現役を続行。休養明けのフランクEキルローマイル (G1)で3着に入った後、コモンウェルスブリーダーズカップステークス (G2)でオールウェザーに初挑戦するとこれを4馬身差で圧勝した。しかしその後出走したダートのメトロポリタンハンデキャップ (G1)、オールウェザーのトリプルベンド招待ハンデキャップ (G1)はともに大敗、2年連続で出走したブリーダーズカップ・マイルでも12着という結果に終わる。11月のサイテーションハンデキャップ (G1)4着を最後に現役を引退した。

引退後はアメリカ・ケンタッキー州アデナスプリングズ種牡馬となった。シャトル種牡馬としてブラジルでも種付けをしている。初年度産駒がデビューする2011年ニューヨーク州に新設されたアデナスプリングズニューヨークに移動。2012年のカナダ種牡馬リーディングで5位、芝部門で2位になるなど、カナダでの産駒成績が良好で、2013年からはカナダのオンタリオ州にあるアデナスプリングズカナダへ移動している。2013年はカナダ種牡馬リーディング2位、芝部門1位。また、初年度産駒がデビューしたブラジルでは新種牡馬ランキングで1位となった。2014年に産駒がG1を初制覇。

年度別競走成績

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  • 2004年(2戦1勝)
  • 2005年(8戦2勝)
    • サンパトリック賞(仏LR)、トゥルジェヴィル賞(仏LR)
  • 2006年(7戦2勝)
    • アルカディアハンデキャップ(米G2)
  • 2007年(6戦1勝)
    • コモンウェルスブリーダーズカップステークス(米G2)

通算23戦6勝(2着2回、3着4回)

主な産駒

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血統表

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サイレントネーム血統サンデーサイレンス系 / Natalma5×5=6.25% (血統表の出典)

*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
父の父
Halo
1969 黒鹿毛
Hail to Reason Turn-to
Nothirdchance
Cosmah Cosmic Bomb
Almahmoud
父の母
Wishing Well
1975 鹿毛
Understanding Promised Land
Pretty Ways
Mountain Flower Montparnasse
Edelweiss

*ダンジグアウェー
Danzigaway
1997 鹿毛
*デインヒル
Danehill
1986 鹿毛
Danzig Northern Dancer
Pas de Nom
Razyana His Majesty
Soring Adieu
母の母
Blushing Away
1987 栗毛
Blushing Groom Red God
Runaway Bride
*スイートリベンジ
Sweet Revenge
Raja Baba
Away
母系(F-No.) (FN:F-No.1-n)



脚注

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  1. ^ 母馬所有者。生産牧場は白老ファーム

外部リンク

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