サイバーサイクルズ
『サイバーサイクルズ』(Cyber Cycles)は、1995年にナムコ(後のバンダイナムコゲームス)よりアーケード用に発売されたバイクレースゲーム。
ジャンル | バイクレースゲーム |
---|---|
対応機種 | アーケードゲーム |
開発元 | ナムコ |
発売元 | ナムコ |
人数 | 1 - 4人(対戦) |
発売日 | 1995年5月 |
システム基板 | SYSTEM SUPER22 |
概要
編集バイクレースゲームとしては、セガの『ハングオン』やナムコの『スズカ8アワーズ』などの作品があるが、いずれも現代のバイクレースを題材にしたものであり、本作品のように、近未来のバイクレースを題材にしたものは珍しい。大型筐体1セットには2人分の画面とバイク模型(ほぼ実物大)が据え付けられており、筐体を2セットつなげて4人での対戦が可能。また、対戦バイクレースゲームで今のところ唯一、性能差のあるバイクをプレイヤーが選択できる(後述)のが特徴である。
操作方法
編集最初に乗るバイクとコースを選ぶ。バイクにまたがり、ハンドルのアクセルとブレーキで速度を調整。『ハングオン』と同じようにバイクを傾けることでカーブを曲がる。
コース
編集- GREEN HILL
- 初心者向け。昼のコース。直線が長くスピードが出しやすい。
- NEO YOKOHAMA
- 上級者向け。夜のコース。カーブが多くテクニックが要求される。このコースで1位入賞するとエンディングを見ることができる。
バイク
編集- アンティアス(Anthias)
- 初心者向けの電動バイク[1]。ライダーは女性。最高出力110Kw(=147.51ps)、11900rpm、 最大トルク9.0kgm。
- NVR750R
- 中級者向けのレーサータイプ[1]。排気量750cc、最高出力220ps(=164.05Kw)、13500rpm、最大トルク12.2kgm(7000rpm)。
- ワイルドホッグ(WILD HOG)
- 上級者向けのアメリカンタイプ[1]。排気量1300cc、最高出力190ps(=141.68Kw/8000rpm)、最大トルク20.3kgm(7000rpm)。このバイクのみ、「ダートラ乗り」と呼ばれる、カーブをインから入って急角度で曲がる乗り方をする。
この他、隠しコマンドで超上級者用バイク2種と超初心者用バイクが使用可能。中でも後者はペンギンが乗った赤いスクーター(50ccと思われる)であり、専用のBGMまで用意されている[2]。
音楽
編集メインコンポーザーは三角由里と佐宗綾子。他にも佐野信義、相原隆行、細江慎治が各一曲ずつ参加している。ナムコ・ゲームサウンド・エクスプレス Vol.23としてビクターエンタテインメントからCDが発売された[3]。