サイバーオーグ
『サイバーオーグ』(Cyber Org)は、1999年4月22日に発売された3Dアクションゲーム。スクウェアから販売された。プラットフォームはプレイステーションのみ。
ジャンル | アクション |
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対応機種 | プレイステーション |
開発元 | FuzzBox |
発売元 | スクウェア |
人数 | 1人 |
発売日 | 1999年4月22日 |
スペースオペラ調の3Dアクションで、3人のキャラクターを操って、格闘アクションやマップ内を探検しながら、謎解きなどをして進めていく。舞台となるダンジョンには、行く手を阻む仕掛けが用意されており、3人のキャラクターの使いわけを行わずには、先に進めない場所もある。キャラクターデザインは板橋しゅうほう[1]。ゲーム中の音楽をギタリストの佐藤禎弘が担当していた。
ストーリー
編集22世紀なかば、幾多の星の人類が出会い、交流が生まれていくなかに太陽系第三惑星”地球”もあった。やがて諸惑星は”ジェノ連邦”を結成。未知なる領域を調査すべく、”連邦宇宙調査局”を設立する。そして2312年。連邦の最新型宇宙調査艦ジェネシス号に新たな任務がくだる。連邦と同盟を結ぼうとしている惑星の大使を乗せた宇宙船が、突如消息を絶ったのだ。地球人T.J.を含む5つのクルーたちは、急ぎ調査に向かった。[2]
【詳細】3Dダンジョン内を3タイプのキャラクターから選択してプレイするダンジョンアクションゲーム。5(+1)合計6エリアから構成されており、各エリアにはリレーポイント・セーブポイント・回復ポイントなどが設置されている。ボーナスエリア的な6エリアをプレイするには、1から5エリア全てのフロアに侵入クリアする必要がある。よって完全クリアには全ての部屋を通過する必要がある。
プレイヤー側の操作キャラクターは(ガンファイターのTJ)(手にドリルなどアイテム交換・破壊力が強いギガンテ)(空中飛行移動とボム使用するフォシス)の3キャラで、それぞれに戦い方が個性的である。エリアマップ上ならいつでもキャラクター交代することが可能。
アクションゲームだが、ダンジョンコンプリートRPG的な要素が強い。プレイ中にアイテムボックスの中身や、倒した敵が落とすアイテムを手に入れる事により、回復アイテム他、装備を強化するアイテムなど、様々な特殊効果アップする物を手にする。経験値の要素、装備品、能力強化、スペシャルな攻撃を多数発動、など。トラップやキャラクター固有のマップが複雑である種プレイヤーへの挑戦色が強い。GPが減少するとクリア困難なDRPG的な要素がある。
まとめとして、スクウェア作品としては異質で、ストーリーを追うよりも、敵を倒しまくる爽快系の作品。「風来のシレン」に似てるとも感じる作品である。
開発は(株)ファズボックス(スクウェア内部署チーム 1プロD)ともよばれる。 当時のスクウェアは、10ライン程のゲーム開発が同時進行し、部署チームで株式会社化、または関連会社であった体制より。同社内での名刺交換する程のモンスターゲーム会社でもある事項から。 FF 奇数と偶数チームや、他ゲーム、東京目黒とハワイ(映画チーム)などでも分社開発していた経緯の時代の佳作である。