ゴーストマスター
『ゴーストマスター』は、2019年12月6日にシネマカリテ他で公開された日本映画。
ゴーストマスター | |
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監督 | ヤング・ポール |
脚本 |
ヤング・ポール 楠野一郎 |
出演者 |
三浦貴大 成海璃子 板垣瑞生 永尾まりや 篠原信一 川瀬陽太 手塚とおる 麿赤兒 |
音楽 | 渡邊琢磨 |
主題歌 | マテリアルクラブ「Fear」 |
撮影 | 戸田義久 |
制作会社 |
セディックインターナショナル マグネタイズ |
製作会社 | 「ゴーストマスター」製作委員会 |
配給 | スターダストピクチャーズ |
公開 | 2019年12月6日 |
上映時間 | 91分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
概要
編集TSUTAYAが主催する映像企画発掘コンペ「TSUTAYA CREATERS'PROGRAM FILM 2016」で準グランプリを受賞した、アメリカ人の父と日本人の母を持つヤング・ポール監督の長編デビュー作。
主演は三浦貴大、成海璃子。劇中の映画撮影チームの面々として、板垣瑞生、永尾まりや、原嶋元久、寺中寿之、篠原信一、川瀬陽太、柴本幸、森下能幸、手塚とおる、麿赤兒らが共演[1]。
第37回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭Spamflix Asian Film部門、第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭JAPAN MADNESS部門の正式出品作品、第40回ポルト国際映画祭OFFICIAL FANTASY部門に選出・出品され、日本人の新人監督作品としては異例の世界三大ファンタスティック映画祭を制覇。[2] 第40回ポルト国際映画祭では最高賞の最優秀作品賞を受賞。[3]
イタリアで開催された新進の国際映画祭 1st Be Afraid Horror Festでは、特別審査員賞を受賞[4]。
ほか、第23回富川国際ファンタスティック映画祭World Fantastic Red部門に選出・出品されるなど、合計10以上の海外映画祭に正式出品されている。
カリテ・ファンタスティック! シネマコレクション2019 クロージング作品。上映時の舞台挨拶で作品について、監督のヤングポールは「撮影現場ってものすごく過酷で、労働環境はいまだに悪い。だからと言って好きだからやめられない……。そういう思いが根本にあったので、劇中に出てくる描写は結構リアルです」と語っている[5]。
あらすじ
編集とある “壁ドン”映画の撮影現場で、監督やスタッフからこき使われる、助監督・黒沢明。名前だけは“巨匠”で“一流”だが、断れない性格で要領の悪い、B級ホラーを愛するただの気弱な映画オタク。いつか自分が監督として撮ることを夢見て、書き温めていた脚本「ゴーストマスター」が心の支えで、常に肌身離さずに持ち歩いていた。しかし、あまりに過酷すぎる撮影現場でうっ積した黒沢の不満と怨念のような映画愛がこの“脚本”に悪霊を宿し、撮影現場を阿鼻叫喚の地獄へと変えていく。
キャスト
編集スタッフ
編集脚注
編集- ^ “三浦貴大×成海璃子『ゴーストマスター』特報&ビジュアル 板垣瑞生、永尾まりやら追加キャストも”. Real Sound (2019年6月7日). 2019年9月8日閲覧。
- ^ “映画ファンほどぐっとくる! 映画『ゴーストマスター』が世界3大ファンタスティック映画祭制覇!”. ガジェット通信 GetNews (2019年12月19日). 2019年12月22日閲覧。
- ^ “第2回TCP準グランプリ作品『ゴーストマスター』世界三大ファンタスティック映画祭「ポルト国際映画祭」最優秀作品賞を受賞”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2020年3月24日閲覧。
- ^ “三浦貴大『ゴーストマスター』ゴアシーンにも高評価!イタリア映画祭で受賞”. シネマトゥデイ (2019年11月18日). 2019年11月21日閲覧。
- ^ “話題の映画『ゴーストマスター』、カリコレクロージングで日本初上映!ポール監督感無量!”. cinemacafe.net (2019年8月9日). 2019年9月8日閲覧。
- ^ “完全に幸福な映画と音楽の出会い。マテリアルクラブ(小出祐介×福岡晃子)、映画『ゴーストマスター』主題歌を書き下ろし”. 【es】エンタメステーション (2019年8月11日). 2019年9月8日閲覧。
外部リンク
編集- 映画『ゴーストマスター』公式サイト
- 映画『ゴーストマスター』公式 (@ghostmaster1206) - X(旧Twitter)
- ゴーストマスター (2019) - TMDb