ゴルゴ松本

日本のお笑いタレント、漢字研究家

ゴルゴ松本(ゴルゴ まつもと、本名:松本政彦〔まつもと まさひこ〕、1967年4月17日 - )は、日本お笑いタレント、漢字研究家。お笑いコンビ「TIM」のメンバーで、ボケ担当。 「悪役商会」の元メンバー。

ゴルゴ 松本まつもと
2016年東京にて (右)。左はTIMの相方レッド吉田
本名 松本 政彦 (まつもと まさひこ)
ニックネーム ゴルちゃん
ゴル兄
チョビ
一発ギャグ番長
特攻隊長
生年月日 (1967-04-17) 1967年4月17日(57歳)
出身地 日本の旗 日本埼玉県深谷市
血液型 A型
身長 167 cm
言語 日本語
方言 共通語
首都圏方言
最終学歴 埼玉県立熊谷商業高等学校
コンビ名 TIM
相方 レッド吉田
芸風 コント (ボケ)、一発ギャグ
立ち位置
事務所 ワタナベエンターテインメント
活動時期 1994年[1] -
同期 ロンドンブーツ1号2号
小籔千豊
設楽統 (バナナマン)
渡部建 (アンジャッシュ)
など
配偶者 既婚
公式サイト プロフィール
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埼玉県深谷市(旧:大里郡花園町)出身。ワタナベエンターテインメント所属。血液型はA型、身長167cm。深谷市親善大使[2]

来歴

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  • 深谷市立花園小学校深谷市立花園中学校埼玉県立熊谷商業高等学校卒業。
  • 高校時代は野球部に所属し甲子園出場経験(1985年春の大会)を持つ。本大会ではレギュラーメンバーではなかったものの、主に一塁ベースコーチを務めた(守備位置はサード)。同級生でエースピッチャーの原口哲也は、後に西武ライオンズに入団した。
  • この時期、1986年3月2日放送の「元気が出るテレビ」内の青春ドラマ(熊谷商業の卒業式の回)に不良高校生としてバイクに乗ってテレビ出演した。セリフ(『あれ? 校長先生、聞いてないんですか? 俺たち3年は卒業式なんてやんないですよ』)もあり、「3年2組 松本政彦君」と紹介クレジットも入っていた。
  • 高校を卒業後、本名の松本政彦名義で俳優グループ「悪役商会」に加入。
  • 1990年、アパートの隣の部屋に引っ越してきた吉田永憲(のちのレッド吉田)と出会い、1994年に吉田と「TIM」を結成[1]
  • なお「ゴルゴ松本」という芸名は、新人時代にマンガゴルゴ13」をモチーフにしたネタをやっていたことに由来する。
  • 2005年7月に、同窓会で再会した高校時代の同級生の女性と結婚。
  • 2011年からボランティアで少年院での「命の授業」と題した活動を始め、メディアにもたびたび取り上げられるようになる。2015年にはこの活動をまとめた著書『あっ!命の授業』を出版[3]
  • 2018年11月、法務省より、法務省矯正支援官を委嘱される[4]

芸風

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老若男女問わず笑せることができる一発ギャグ、「命」「炎」などの「人文字ギャグ」で人気を博す。顔のインパクトを活かした「顔芸」も得意としている。かつてはモヒカンヘアでチョビヒゲを生やしており、さまぁ〜ず大竹一樹に「ひげキューピー?お前ひげキューピー?」と訊かれたことがある。その後、チョビヒゲのほうは映画「ピーナッツ」出演に際して剃ってしまった。

主なギャグ
  • いのしし
  • シャネル
  • 偏〜差値7
  • 扁〜桃腺腫れちゃった
  • イテテテテ4
  • にゃぁー!!(ネコのまね)
  • ワロタ〜〜(歯を出した顔)
  • 邪馬台国
  • チンパンジーの腹筋(イロモネアで誕生)
  • ∞放屁(自在のタイミングで無限に放屁出来る)

他にも番組のお笑いトーナメントの決勝でネタをほぼ使い果たした松本が、相方のレッド吉田のネタを使って(吉田からのアドバイスによるもの)優勝したことがある。

人物

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  • 体毛が濃く、特に胸毛が非常に濃い。
  • かつてはチョビヒゲをトレードマークとし、テレビ出演時はよく葉巻を咥えていた。チョビヒゲはネプチューン堀内健に勧められて行ったもので、葉巻はボキャブラ天国の初回収録時に司会のヒロミから「スーツやタキシード着て葉巻でも咥えてやった方がいいぞ」と言われて実行したもの。
    • 実はタバコは嫌いだった。愛煙家の多いお笑い芸人仲間に対して、タバコの吸い過ぎを咎めたりする程の嫌煙家であった。また酒もほとんど飲むことが出来ず、ビールをコップ1〜2杯程度の酒量でダウンする。
    • 3年間ほど肉を食べなかった時期がある。理由は、もともと酒も煙草もやらないため、「何かを止めてみたくなった」からという。ただし2015年の『内村さまぁ~ず』#221「神保町カレー屋さんはしご旅!!」の3軒目では手作りカレーを披露し、採点の途中タバコを吸っている姿を見せている。
  • 豪快で男性的な芸風や見かけに似合わず、非常に神経質かつ潔癖症な性格。「内村プロデュース」(テレビ朝日系)では突然訪問した結婚前の自宅も、非常に綺麗で掃除がいき届いており、洗濯物もきちんとたたまれ、またケーキを始めとした茶菓子まで常備されており、内村以下メンバーもびっくりするというシーンがあった。三村マサカズが悪戯で醤油をこぼした時には、悲鳴をあげて必死に拭き取っていた。
  • 愛車は黒のクライスラー・300C
野球・スポーツ
若手時代のエピソード
  • 若手のときに天才・たけしの元気が出るテレビ!!に出演し、他の若手芸人が尻込みするなかで東尋坊からのダイブを成し遂げた。
  • 若手時代、経堂オリジン弁当(現在は閉店)でアルバイトをしており、常連客に当時読売ジャイアンツに在籍していた木田優夫がいた。木田との面識はなかったが、木田だとわかっていた松本は激励のつもりでいつも大盛りにしていたため、木田もそのサービスに関して覚えていた。
  • よゐこ濱口優も経堂付近に住んでいた若手時代、店員として働いていた松本に接客を受けた事がある。その際、味噌汁の大盛りをサービスしてもらったが、容器いっぱいに入れられたため、自宅に戻った時にはフタが外れてしまい、ほとんど溢れてしまっていたという。
ブレイク後のエピソード
  • 2007年8月26日執行の埼玉県知事選挙のキャンペーンキャラクターを務めたが、吉川春子候補(日本共産党元参議院議員で、同党推薦を受け出馬したものの、落選)に、「男性だけがポスターに出ているのは、男女共同参画社会の趣旨からして問題ではないか」と批判された。
  • 2011年から、ボランティアとして少年院の慰問を続けている。「命の授業」[7] と銘打ち、TIMの「人文字ギャグ」同様、漢字を分解したり足したりして、人生訓をわかりやすく説明する。

出演

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テレビバラエティ

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現在のレギュラー

過去のレギュラー

テレビドラマ

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映画

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オリジナルビデオ

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テレビアニメ

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劇場アニメ

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ラジオ

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著書

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  • あっ!命の授業(2015年4月23日、廣済堂出版ISBN 978-4331519356[3]
  • ゴル語録 命を磨くための50の言葉(2016年10月13日、文藝春秋ISBN 978-4163905310

脚注

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関連項目

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外部リンク

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