ゴムとび(ゴム跳び)は、二人の人の体や電柱にゴムひもを渡し、跳ぶ人が歌に合わせて、ゴムを足や体に引っ掛けたり捻ったりする、子供の遊び。主に女の子が遊ぶことが多い。 地域によっては、ゴム段(ごむだん)とも呼ばれる[1]

解説

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遊戯参加者が「アルプス一万尺」「さくまのキャンロップ」といったテーマ曲に合わせて、足だけでゴムを引っ掛けたり、離したり、ねじったりして演技を行う。ミスなく演技をクリアすると、ゴム段の高さを足首、ひざ、腰と高くしたり、ゴム幅を狭くしたりして難易度を上げていく。途中演技に失敗すると演技者が交代する。

女子児童を中心に広く楽しまれているが、小学校高学年の男子児童までスポーティーにアレンジすることで幅広く楽しまれている。

足を前に高く上げてゴムを引っ掛けて跳ぶ「男跳び」、奥のゴムを手前に交差させてから跳ぶ「名古屋跳び」などの様々な<ワザ>があるが、地域により名称が異なる模様。

脚注

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  1. ^ 平松左枝子「ゴム段・ゴムとび ちょっと考察」『多摩のあゆみ』第101号、たましん地域文化財団、2001年2月、46-49頁。