ゴッドファーザー (TVゲーム)
『ゴッドファーザー』(英題:The Godfather: The Game)はエレクトロニック・アーツが2007年1月25日に日本で発売したコンピュータゲーム。原作は1972年の映画『ゴッドファーザー』。ジャンルはクライムアクション。
ジャンル | クライムアクション |
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対応機種 |
PlayStation 2 PlayStation 3 Xbox 360 |
開発元 | エレクトロニック・アーツ |
発売元 | エレクトロニック・アーツ |
人数 | 1人 |
発売日 |
PS2 2006年3月21日 2006年3月24日 2007年3月22日 Xbox 360 2006年9月19日 2006年9月22日 2006年9月28日 2007年1月25日 PS3 2007年3月20日 2007年3月22日 2007年4月20日 2007年10月11日 |
対象年齢 |
CERO: Z ESRB: Mature 17+ PEGI: 18+ OFLC: MA15+ USK: 18 BBFC: 18 |
2007年10月11日、PlayStation 3用「ゴッドファーザー ドン・エディション」日本語版が、エレクトロニック・アーツから7,329円(税込)で発売された[1]。
2008年3月19日にはPlayStation 2版がベストプライス版として再発売された。
日本国外ではMicrosoft Windows、Xbox、PlayStation Portable、Wiiでも発売されている。
概要
編集プレイヤーはコルレオーネ・ファミリーの一員である主人公を操り、幹部から与えられるミッションをクリアしていき、最終的にはドンの地位にまで上り詰めるのが目的である。ミッションの種類は殺人・護衛・買収など豊富に用意されている。
ストーリー
編集ニューヨークに住むしがない若者の主人公は、この町でのし上がるため、コルレオーネ・ファミリーの一員となることを決意する…。
舞台
編集1940年代のニューヨーク。当時の街並みが忠実に再現されている。
ゲームシステム
編集- 主人公の容姿や服装をカスタマイズすることが可能。
- ライバルファミリーが警護している店舗や倉庫のオーナーをゆすることでコルレオーネ・ファミリーの物件となり、毎日各店からお金が支払われる。
- 敵対する各ファミリー所有の屋敷を爆破すると、そのファミリーが全滅し家も自分のファミリーのものなる。
- 相棒や部下を連れて、一緒に行動出来る(PS2版は連れて行けない)。
登場人物
編集- アルド・トラパニ
- 主人公。小さな頃に父親が殺されてしまう。プレイヤーが容姿をつくることができる。コルレオーネファミリーに忠誠を誓い、組織のための戦いに身を投じ、裏社会で成り上がっていく。
- ドン・コルレオーネ
- レオーネ・ファミリーのボス。主人公の母親から彼の世話をしてくれるように依頼される。
- ソニー
- ドンの息子の一人。ストーリー中盤で殺害される。
- マイケル・コルレオーネ
- ドンの息子。
登場武器
編集登場車両
編集本編
編集- 2ドアクーペ。ゲーム中、一番スピードが出るが耐久力はない。
- 小型トラック。幌無しとコンテナ付とがある。
- 2ドア車。かなり速いがとにかく脆い。
- 一部ミッションに登場する。
ドンエンディション追加車種
編集- 1939 キャデラック・シリーズ・60
- シボレー・アパッチ
- 1956 シボレー・コルベット・C1
- 1950 シボレー・スタイルライン
- インターナショナル・ハーベスター・K-Series
- インターナショナル・ハーベスター・L-Series
日本版の変更点
編集日本版では海外版と違って、以下の変更点(特にPS2版とPS3版)がある[2]。
- 一部のイベントシーンを含めた、出血表現の大幅なカット。
- 下着姿の売春婦が、普通の服を着た女子学生に変更。
- 一般人を攻撃しても死なないのと、一般人に対して首を絞めるなどつかむ行為が出来ない。
- トムズ・レポートの日本語訳で、殺害した人数をカウントする項目で海外版では「Murder Case」となっているが、日本版では「注目」となっている。
PSP版
編集- 日本国外のみ販売された。
- ステージクリア型
その他
編集- ドン・コルレオーネの声優には生前のマーロン・ブランドの肉声を使用する予定だったが、低音質のため代わりにゲームでは彼に似た声質のビル・メイレンの音声が使われた。ソニー・コルレオーネ役のジェームズ・カーン、トム・ヘイゲン役のロバート・デュヴァル、サル・テッシオ役のエイブ・ヴィゴダは音声を提供したが、他の数人のゴッドファーザーキャストの音声は代役を使わなければならなかった。
- 映画版の脚本を指揮したフランシス・フォード・コッポラは2005年4月、ゲーム化される事をパラマウントから知らされていなかったので、ゲーム化に反対した[3]。アル・パチーノもゲームのキャストに参加せず(『スカーフェイス』のゲームに参加するため)、マイケル・コルレオーネの描写は代役と入れ替えられた。
関連項目
編集- ゴッドファーザー
- THE GODFATHER2 - 本作の続編